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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.5
FUJITSU Software

4.9.5 各ノードのiSCSI デバイス名の対応の確認

[図4.1 サーバ間ミラーリングを行うディスク装置の設定]の構成では、各ディスクはノード1およびノード2から同じ iSCSI デバイス名でアクセスできます。しかし、ノードごとに異なる iSCSI デバイス名が割り当てられることもあります。

ここでは、サーバ間ミラーリングを行うディスクの、各ノードにおける iSCSI デバイス名を確認する方法を説明します。

  1. ノード1 の iSCSI デバイス名と by-id リンクファイルの対応を確認します。

    以下のコマンドを実行し、「4.9.4 iSCSI セッションの確立」で作成された iSCSI デバイスに対する by-id リンクファイルを確認します。

    # ls -l /dev/disk/by-id
    ...
    lrwxrwxrwx 1 root root  9 Apr 18 08:44 scsi-1SDX01 -> ../../sdg
    lrwxrwxrwx 1 root root  9 Apr 18 08:43 scsi-1SDX02 -> ../../sdh
    ...
  2. ノード2の iSCSI デバイス名と by-id リンクファイルの対応を確認します。

    ノード2で、手順1.と同じ方法で確認します。

    # ls -l /dev/disk/by-id
    ...
    lrwxrwxrwx 1 root root  9 Apr 18 08:44 scsi-1SDX01 -> ../../sdf
    lrwxrwxrwx 1 root root  9 Apr 18 08:43 scsi-1SDX02 -> ../../sdg
    ...

この例では、各ノードにおける iSCSI デバイス名は以下のとおりです。

ディスク

by-id リンクファイル名

iSCSI デバイス名

ノード1

ノード2

ノード1のローカルディスク

scsi-1SDX01

sdg

sdf

ノード2のローカルディスク

scsi-1SDX02

sdh

sdg