DM-MP は、RHEL の OS 標準マルチパス機能です。
ローカルクラスおよび共用クラスで、DM-MP の mpath デバイスを管理できます。
DM-MP を使用する場合、以下の点に注意してください。
KVMゲスト、K5 環境、および RHOSP 環境のvirtioブロックデバイス(/dev/vdX)にDM-MPを適用したデバイスは、GDSに登録できません。
サーバ間ミラーリングで使用するデバイス(ローカルディスクおよび iSCSI デバイス)には、 DM-MP を適用しないでください。DM-MP の設定を行う場合、これらのデバイスを DM-MP のブラックリストに登録してください。
システムに多数の mpath デバイスが存在する場合、共用クラスおよびローカルクラスへのディスク登録が失敗することがあります。
ディスク登録が失敗する mpath デバイスの個数は、システムの処理性能に左右されますが、目安は 12,000÷<マルチパスのパス数>(個)です。パス数が 2 の場合、6,000 個が目安です。