ディスクラベルとは、ジオメトリ情報やスライス情報が格納されている、各ディスクの先頭にある領域のことです。
RHEL では、以下の 2 種類のディスクラベルが使用できます。
MSDOS ラベル (MBR ラベルとも呼ばれる)
GPT ラベル
参考
ディスクラベルの作成や変更は、parted(8) コマンドで実行できます。
クラスに登録したディスクのディスクラベル形式は、以下のようになります。
GPT 形式になります。
クラスのディスクラベル形式と同じになります。
クラスのディスクラベル形式は、そのクラスに最初に登録するディスクのサイズとディスクラベル形式によって、以下のように決まります。
クラスに最初に登録するディスク | クラス内のディスク | |
---|---|---|
サイズ | 登録前のディスクラベル形式 | 登録後のディスクラベル形式 |
2TB未満 | ラベルなし | MSDOS 形式 |
GPT 形式 | GPT 形式 | |
2TB以上 | ラベルなし |
また、クラスのディスクラベル形式によって、そのクラスに登録できるディスクのサイズが決まります。
・ MSDOS 形式の場合:2TB 未満
・ GPT 形式の場合:2TB 未満または 2TB 以上(どちらでも可)
クラスのディスクラベル形式は、sdxinfo -C -e label コマンドで表示されるクラス情報の LABEL フィールドで確認できます。