概要
ホットスペアとは、ミラーリングしているディスクが故障したときに、スペアディスク (予備のディスク) を用いて、ミラーリング状態を自動的に回復する機能です。
スペアディスクの自動接続
ミラーグループに接続されているディスクで I/O エラーが発生すると、スペアディスクがミラーグループに自動的に接続されます。また、スペアディスクに対する等価性コピーが実行され、ミラーリング状態が回復されます。
スペアディスクの自動切断
I/O エラーが発生したディスクを復旧すると、スペアディスクはミラーグループから自動的に切断されます。例えば、ディスク故障により I/O エラーが発生してスペアディスクが自動接続された場合、故障したディスクを交換した後、交換したディスクへの等価性回復コピー処理が完了すると、スペアディスクは自動的に切断されます。
注意
システムディスクに対しては、ホットスペア機能は使用できません。
注意
ホットスペアに関する留意事項
「3.8 ホットスペア」を参照してください。