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PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.5
FUJITSU Software

J.1 概要

クローニングは、以下の手順で行います。

  1. 準備

    複製元のシステムで、GDSの設定情報の採取など、クローニングの準備を行います。

  2. ディスクデータの複製

    複製元のシステムのディスクデータを、複製先のシステムのディスクに複製します。

    システムディスクの複製には、OSの以下の機能を使用します。

    • Solaris 10の場合:フラッシュアーカイブ

    • Solaris 11以降の場合:Unified Archives

    データの複製は、クローニング機能を提供するソフトウェアや、ストレージのコピー機能など、ディスクデータを複製する機能を利用して行います。

  3. 複製先のシステムの設定

    複製先のシステムで、ハードウェア構成に合わせてGDSの設定を変更します。

複製元のシステムでシステムディスクをミラーリングしている場合、フラッシュアーカイブおよびUnified Archivesの機能により、複製先のシステムではシステムディスクミラーリングが自動的に解除されるため、手動で再設定する必要があります。

ローカルクラスのディスクは、以下のいずれかの方法でクローニングします。

データの複製に使用するソフトウェアやコピー機能の仕様(どの領域のデータを複製できるか)と、ボリューム領域のデータを複製する必要性から、複製する範囲を決めてください。