ミラーリング構成を構築する際は、以下の指針に留意してください。
同じミラーグループには、できるだけ有効サイズが同じディスクおよび下位グループを接続してください。
ミラーグループの有効サイズ (ボリュームとして使用できる容量) は、接続されている最小のディスクまたは下位グループの有効サイズと同じサイズです。
有効サイズが異なるディスクまたは下位グループを同じミラーグループに接続した場合、小さなディスクまたは下位グループの容量分しか使用することができません。例えば、4GB のディスクと 9GB のディスクを同じミラーグループに接続した場合、9GB のディスクは約 4GB 分しか使用することができません。
できるだけ、性能特性が同じディスクどうしをミラーリングするか、または、構成が (接続されているディスクの性能特性も含めて) 同じであるグループどうしをミラーリングしてください。
回転数など性能特性の異なるディスクをミラーリングした場合、リード性能は不均衡となり、ライト性能はより遅いディスクの性能に左右されます。
ディスクとグループをミラーリングした場合や、構成の異なるグループどうしをミラーリングした場合も同様です。