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PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.5
FUJITSU Software

6.7.1 環境構築手順

注意

自動リソース登録

バックアップサーバが運用ドメインとは異なるクラスタドメイン (バックアップドメインと呼ぶ) に属している場合、運用ドメインでリソース登録したディスクや、バックアップドメインで復元するクラスに登録するディスクは、バックアップドメインではリソース登録しないでください。バックアップドメインでは、自動リソース登録を実行する前に、これらの条件に該当するディスクを自動リソース登録の除外リストに記述する必要があります。自動リソース登録の詳細については、「PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書」を参照してください。


1) 業務用ボリュームの作成

業務用ディスク c1t1d1、c2t1d1 上に、業務用ミラーボリュームを作成します。以下の設定を運用ドメインのノード Node1 または Node2 で実施します。

1-1) ディスクの登録

業務用ディスク c1t1d1、c2t1d1 を、ノード Node1、Node2 から共用される共用クラス Class1 に登録し、それぞれ Disk1、Disk2 というディスク名を付けます。

# sdxdisk -M -c Class1 -a type=shared,scope=Node1:Node2 -d c1t1d1=Disk1,c2t1d1=Disk2

1-2) ミラーグループの作成

ディスク Disk1、Disk2 をミラーグループ Group1 に接続します。

# sdxdisk -C -c Class1 -g Group1 -d Disk1,Disk2

1-3) ミラーボリュームの作成

ミラーグループ Group1 に、ミラーボリューム Volume1 を作成します。

# sdxvolume -M -c Class1 -g Group1 -v Volume1 -s 1048576

2) バックアップ用ディスクの同期化

業務用ディスク c1t1d1、c2t1d1 をコピー元、バックアップ用ディスク c3t1d1、c4t1d1 をコピー先として、それぞれディスク装置のコピー機能によって同期化します。

参照

同期化する方法については、ディスク装置のコピー機能のマニュアルを参照してください。

注意

バックアップ用ディスクは、バックアップ対象の業務用ディスクと容量が等しいディスクにする必要があります。