ifconfigコマンドにより、高速切替方式の仮想インタフェース(sha)を誤って削除してしまい、復旧できなくなった。
高速切替方式において、ifconfigコマンドにより仮想インタフェース(sha)の非活性/削除を行った場合、その後のstrhanet/stphanetコマンドの動作は保証できません。誤って仮想インタフェースを削除または非活性化してしまった場合は、以下の手順にて復旧してください。
高速切替方式の仮想インタフェースsha0に対して、誤って“ifconfig sha0 unplumb” を実行した場合。
IPv4アドレスを使用している場合 # ifconfig sha0 plumb IPv4アドレス up IPv6アドレスを使用している場合 # ifconfig sha0 inet6 plumb # ifconfig sha0:2 inet6 plumb IPv6アドレス (論理仮想インタフェースを設定している場合のみ実行) # ifconfig sha0 inet6 up # ifconfig sha0:2 inet6 up (論理仮想インタフェースを設定している場合のみ実行) |
高速切替方式の仮想インタフェースsha0に対して、誤って“ifconfig sha0 down” を実行した場合。
IPv4アドレスを使用している場合 # ifconfig sha0 up IPv6アドレスを使用している場合 # ifconfig sha0 inet6 up # ifconfig sha0:2 inet6 up (論理仮想インタフェースを設定している場合のみ実行) |
参照
クラスタシステムの場合は、仮想インタフェースを自動的に復旧します。なお、自動的に復旧が可能な仮想インタフェースについては、“2.3.4 インタフェース状態監視機能”を参照してください。