本項では、本製品の本体機能が使用するメールアドレスの設定変更方法について説明します。
送信先メールアドレスの変更
送信先メールアドレスは、本製品のセットアップパラメーター"MAIL_ADDRESS"の値が指定されています。変更する場合は、以下の手順を実施してください。
以下のファイルをテキストエディタで開いてください。
%FSCSM_HOME%\conf\csb_lisence.properties
項目"csb.lisence.to.addr"の値を変更してください。
例
【変更前】
csb.lisence.to.addr=toaddr@example.com
【変更後】
csb.lisence.to.addr=toaddrChange@example.com
連携アダプター基盤(APP)のAPP_ADMIN_MAIL_ADDRESSを変更します。変更方法については、"C.3 連携アダプター基盤(APP)の設定変更"を参照してください。
設定を反映するために、Cloud Services Managementの管理サーバを再起動します。
Cloud Services Managementの停止、起動の詳細については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"起動/停止"を参照してください。
送信元メールアドレスの変更
送信元メールアドレスは、本製品のセットアップパラメーター"MAIL_RESPONSE_ADDRESS"の値が指定されています。本項で説明する送信元メールアドレスの変更は、コマンドを使用して行います。コマンドプロンプトまたはコンソールで実行してください。
Java EE実行環境の設定変更
送信元メールアドレスは以下のコマンドで変更してください。
GUI用ドメインの場合
"%FSCSM_HOME%\SWCTMG\glassfish3\bin\asadmin" -p <管理用ポート番号> -u <管理者のユーザー名> set server.resources.mail-resource.mail/CSBMail.from=<メールアドレス>
APP用ドメインの場合
"%FSCSM_HOME%\SWCTMG\glassfish3\bin\asadmin" -p <管理用ポート番号> -u <管理者のユーザー名> set server.resources.mail-resource.mail/APPMail.from=<メールアドレス>
システム情報設定ファイル変更
以下のファイルをテキストエディタで開いてください。
%FSCSM_HOME%\conf\fscsm_config.xml
項目"sendmail.fromAddr"の値を変更してください。
例
【変更前】
<entry key="sendmail.fromAddr">fromaddr@example.com</entry>
【変更後】
<entry key="sendmail.fromAddr">newfromaddr@example.com</entry>
設定を反映するために、Cloud Services Managementの管理サーバを再起動します。
Cloud Services Managementの停止、起動の詳細については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"起動/停止"を参照してください。