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Cloud Services Management V1.1.1 導入ガイド
FUJITSU Software

C.2.1 本製品からの送信メールで利用するメールアドレスの設定変更方法

本項では、本製品の本体機能が使用するメールアドレスの設定変更方法について説明します。

送信先メールアドレスの変更

送信先メールアドレスは、本製品のセットアップパラメーター"MAIL_ADDRESS"の値が指定されています。変更する場合は、以下の手順を実施してください。

  1. 以下のファイルをテキストエディタで開いてください。

    %FSCSM_HOME%\conf\csb_lisence.properties
  2. 項目"csb.lisence.to.addr"の値を変更してください。

    【変更前】

    csb.lisence.to.addr=toaddr@example.com

    【変更後】

    csb.lisence.to.addr=toaddrChange@example.com
  3. 連携アダプター基盤(APP)のAPP_ADMIN_MAIL_ADDRESSを変更します。変更方法については、"C.3 連携アダプター基盤(APP)の設定変更"を参照してください。

  4. 設定を反映するために、Cloud Services Managementの管理サーバを再起動します。

    Cloud Services Managementの停止、起動の詳細については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"起動/停止"を参照してください。

送信元メールアドレスの変更

送信元メールアドレスは、本製品のセットアップパラメーター"MAIL_RESPONSE_ADDRESS"の値が指定されています。本項で説明する送信元メールアドレスの変更は、コマンドを使用して行います。コマンドプロンプトまたはコンソールで実行してください。

  1. Java EE実行環境の設定変更

    送信元メールアドレスは以下のコマンドで変更してください。

    • GUI用ドメインの場合

      "%FSCSM_HOME%\SWCTMG\glassfish3\bin\asadmin" -p <管理用ポート番号> -u <管理者のユーザー名> set server.resources.mail-resource.mail/CSBMail.from=<メールアドレス>
    • APP用ドメインの場合

      "%FSCSM_HOME%\SWCTMG\glassfish3\bin\asadmin" -p <管理用ポート番号> -u <管理者のユーザー名> set server.resources.mail-resource.mail/APPMail.from=<メールアドレス>
  2. システム情報設定ファイル変更

    以下のファイルをテキストエディタで開いてください。

    %FSCSM_HOME%\conf\fscsm_config.xml
  3. 項目"sendmail.fromAddr"の値を変更してください。

    【変更前】

    <entry key="sendmail.fromAddr">fromaddr@example.com</entry>

    【変更後】

    <entry key="sendmail.fromAddr">newfromaddr@example.com</entry>
  4. 設定を反映するために、Cloud Services Managementの管理サーバを再起動します。

    Cloud Services Managementの停止、起動の詳細については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"起動/停止"を参照してください。