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Cloud Services Management V1.1.1 解説書
FUJITSU Software

用語集

運用オプション

基本メニューに対して追加で設定可能な運用に関するサービス仕様を定めたもの(業務監視、DRなど)です。運用オプションは、クラウドサービス統合運用部門が導入時に設定します。

基本メニュー

可用性、セキュリティレベル、共通オペレーションなどの基本的なサービス仕様を定めたものです。

基本料金

基本メニューに応じた月額固定の利用料金です。利用する仮想マシンの数にかかわらず、業務システムに対して固定で適用されます。

業務システム

業務システム提供部門がクラウドを利用する際の管理単位です。適用されるメニュー、選択した運用拡張メニューなどの管理情報と、利用中の仮想マシン、SLB、RDBの情報から構成されます。

業務システム提供部門

クラウドを利用してアプリケーションを開発する組織を指します。

クラウド管理用ポータル

ユーザーが運用管理操作を行うためのWebインターフェースです。

クラウドサービス統合運用部門

組織の登録、申請タスクの処理、インフラ管理など、本製品を使用したシステムの運用と管理を行う組織を指します。

クォータ

利用料金の閾値です。プロジェクトごとの、ひと月分の利用料金の上限値を指します。

契約情報

ベンダーとの契約番号、契約者、契約期間などの情報です。

構成オプション

各メニューで利用可能なインスタンスオプションやシステムディスクイメージなどの構成に関するサービス仕様を定めたものを指します。

サービス

仮想マシンとオプション(SLB/RDB)の総称です。

サービス企画・評価部門

企業で使用するクラウドの選択と契約を担当する組織を指します。

承認者

組織において、自組織の担当者または下位組織からの申請を承認する権限を持つユーザーを指します。

初期費用

業務システムの申請後、初月のみに適用される料金です。物理サーバなどの導入費用などを設定できます。

申請タスク

承認が必要な処理や操作に対して申請した情報です。承認者が承認することで処理の実行、または情報が反映されます。

組織

サービス企画・評価部門、クラウドサービス統合運用部門、ならびに業務システム提供部門内の個々の部署を指します。業務システム提供部門においては、料金計算の単位となります。

組織視点

組織単位で利用料金の情報を参照することを指します。

担当者

組織において、サービスの利用申請などを行う、承認権限を持たないユーザーを指します。

特権管理者

クラウドサービス統合運用部門のロールの1つです。申請タスク以外のすべてのリソースについて操作権限を持ちます。

Cloud Services Managementの不具合調査や外部クラウドとの連携確認、サービス利用超過時の強制停止など、保守・運用において特別な対応を取る場合に使用します。

費用負担元コード

利用料金の費用負担を分類するためのコードです。組織情報の1つとして管理し、1組織につき複数の費用負担元コードが登録できます。プロジェクト作成時に費用負担元コードを指定することで、プロジェクトの所属する組織が紐づけられます。

プロジェクト

業務システムを管理する単位です。業務システムを構築・運用するユーザーをプロジェクトメンバーとして管理し、業務システムの費用負担元情報を持ちます。1つのプロジェクトに対して複数の業務システムを管理できます。また、プロジェクトメンバーは所属組織にかかわらず指定することができます。

プロジェクト管理者

プロジェクト内で使用するロールの1つで、プロジェクトの設定情報変更から、プロジェクトメンバーの追加・削除、配下の業務システムの構築・運用などすべての権限を持ちます。初期設定では、プロジェクトを作成したユーザーがそのプロジェクトの管理者になります。なお、プロジェクトの作成が可能なのは、業務システム提供部門の承認ロールを持つユーザーです。

プロジェクト代行者

プロジェクト内で使用するロールの1つで、プロジェクト管理者の代わりに承認操作を行うプロジェクトメンバーに付与する権限です。複数のメンバーに付与することができます。

プロジェクト代行者が登録されている場合、プロジェクト管理者に対する承認依頼は、プロジェクト代行者にも送信されます。プロジェクト代行者が承認または却下を行った場合、プロジェクト管理者にも通知メールが送信されます。

プロジェクト利用者

プロジェクト内で使用するロールの1つで、登録されたプロジェクトメンバーが持つ権限です。プロジェクトのメンバーの追加・削除や、配下の業務システムの構築・運用が可能です。

プロジェクト視点

プロジェクト単位で利用料金の情報を参照することを指します。

メニュー

業務システム提供部門に提供するサービスの内容やサービスレベルを規定したものです。各業務システムに対して1つ適用されます。基本メニュー、運用オプション、構成オプションの3つで構成されます。

メニュー視点

メニュー単位で利用料金の情報を参照することを指します。

ユーザー

本製品を利用する人を指します。部門やロールを特に区別する必要がない場合に使用します。

リソース

Cloud Services Managementで管理する情報(組織、ユーザー、メニュー、プロジェクト、業務システム、サービス)を指します。

利用料金

メータリング情報および料金情報に基づいて計算した情報で、業務システム提供部門に請求する料金を指します。請求機能は含みません。

連携アダプター

クラウドと連携し、サービスの自動配備の制御など、連携先クラウド固有の処理を行う機能です。管理サーバ上で動作します。