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Linkexpress Replication optionV5.0L21 クラスタ導入運用ガイド
FUJITSU Software

1.1 フェイルオーバ対応機能の概要

クラスタシステムでノードに異常が発生した場合、運用系で稼働していた業務を待機系で引き継ぐ機能を“フェイルオーバ”と呼びます。

フェイルオーバは、以下で実現されます。

Linkexpress Replication optionは、クラスタシステムによるフェイルオーバをサポートしています。この機能を“フェイルオーバ対応機能”と呼びます。

フェイルオーバでの運用形態には、一般的に以下の3つがあります。Linkexpress Replication optionは、いずれの形態にも対応できます。

参考

クラスタアプリケーションについて

クラスタシステム内で運用される業務に相当するクラスタシステム上の概念です。
MSFCでは、グループが該当します。
本マニュアルでは、MSFCのグループも、「クラスタアプリケーション」で表現します。

参照

フェイルオーバの詳細については、以下を参照してください。

  • Symfoware Server (Postgres)およびEnterprise Postgresでの1対1の運用待機の場合は、“Symfoware Server クラスタ運用ガイド”、“Enterprise Postgres クラスタ運用ガイド”およびクラスタシステムのマニュアルを参照してください。

  • Oracleでの1対1の運用待機の場合は、“PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書”を参照してください。

  • 上記以外の運用形態の場合は、 “Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド”およびクラスタシステムのマニュアルを参照してください。