配信管理サーバに、以下のワークユニットを作成します。
配信フォルダの共有運用の場合は、ワークユニットのDBコネクションの設定を変更します。
ワークユニットのDBコネクションの設定変更については、“3.10 ワークユニットの設定変更(配信フォルダの共有運用の場合)”を参照してください。 |
参考
上記3種類のワークユニットは、サンプルスクリプト(createWU.bat)を利用して作成することができます。
List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\setup\samples
サンプルスクリプトを利用したワークユニット作成手順を以下に示します。
以下の場合、ワークユニット作成用のサンプルスクリプト(createWU.bat)を開き、内容を変更して保存します。
List Worksに同梱されているSymfowareを使用し、Symfowareのインストール先を変更している場合
製品版のSymfowareを利用する場合
Oracleを利用する場合
JDBCドライバの絶対パスを変更します。
項目 | 編集内容 | 編集箇所(太字下線の部分) |
---|---|---|
JDBCドライバのパス | 接続する配信データベースに対応するJDBCアーカイブファイルを絶対パスで指定します。 | set JDBCCLASSPATH=C:\SFW\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar |
JDBCドライバのパスおよび、OCIのライブラリの格納先を変更します。
項目 | 編集内容 | 編集箇所(太字下線の部分) |
---|---|---|
JDBCドライバのパス | 接続する配信データベースに対応するJDK6またはJDK8用のクラスおよびNLSクラスのJDBCアーカイブファイルを絶対パスで指定します。64bit版 Oracle Serverを使用する場合は、32bit版 Oracle Clientのパスを指定してください。 指定するJDBCアーカイブファイルについての詳細は、“Oracleの場合に使用するJDK/JDBCアーカイブファイルについて”を参照してください。 複数のファイルを指定する場合は、半角セミコロン「;」で区切ります。 | set JDBCCLASSPATH=C:¥app¥username¥product¥12.2.0¥dbhome_1\jdbc\lib\ojdbc8.jar;C:¥app¥username¥product¥12.2.0¥dbhome_1\jlib\orai18n.jar |
OCIのライブラリの格納先 | OCIのライブラリが格納されている「Oracleホーム・ディレクトリ¥bin」を絶対パスで指定します。 64bit版 Oracle Serverを使用する場合は、以下を指定してください。 「32bit版 Oracle ClientのOracleホーム・ディレクトリ¥bin」 | set OCIPATH=C:¥app¥username¥product¥12.2.0¥dbhome_1¥bin |
管理者権限のあるユーザでコマンドプロンプトを起動し、サンプルスクリプトの格納場所にフォルダを移動して、サンプルスクリプトを実行します。
コマンドプロンプトを「管理者として実行」を選択して起動し、管理者権限に昇格させたコマンドプロンプトで実行してください。
例) C:\ListWORKS\Distribute\manager\setup\samples> createWU.bat
コマンドプロンプト上に、「ワークユニットの作成手順が完了しました。」のメッセージが表示されることを確認します。
「ワークユニットの作成手順が完了しました」のメッセージの前に、エラーメッセージが出力されている場合は、各ワークユニットの作成手順に従って作成してください。
以下に、ワークユニットの種類ごとに作成手順を説明します。