配信データベースの作成に失敗した場合は、作成途中の配信データベースの定義やファイルを削除してから、配信データベースを再構築します。再構築の手順を、データベースごとに説明します。
配信データベースの定義やファイルを削除してから、配信データベースを再構築します。
配信データベースの定義は、RDBシステム セットアップを起動して、【Symfoware RDB-System Setup】ダイアログボックスの画面から削除します。
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、RDB システムセットアップを起動します。
Symfowareデータベースのインストール先フォルダ\SFWSV\SYSSETUP.EXE
例) C:\SFW\SFWSV\SYSSETUP.EXE
参考
Symfoware Server V9 を使用している場合、【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【Symfoware Server Enterprise Edition】-【RDBシステム セットアップ】からRDBシステムセットアップを起動します。
→【Symfoware RDB-System Setup】ダイアログボックスが表示されます。
「システム一覧」から「LWLDSTDB」を選択して、【削除】ボタンをクリックします。
→RDBサービスが削除されます。
以下のファイルを、エクスプローラなどから削除します。
配信データベース作成用のファイル(createLWLDSTDB.dat)に指定したデータベーススペースの物理ファイル(DBSPACEファイル)
RDBシステムセットアップの画面の「データ格納先」に指定したフォルダとその配下のフォルダ、ファイルすべて
RDBのログファイルなどの格納先
Symfowareデータベースの環境設定時に、“(2) データベースサービスの設定”の“手順3:【Symfoware/RDBの環境設定】ダイアログボックスの設定”で格納先を変更した場合は、設定を確認し、格納先を削除してください。
Symfowareデータベースの制御ファイルの格納先フォルダ\RDB\etc\LWLDSTDB.cfg
例)C:\SFW\SFWETC\RDB\etc\LWLDSTDB.cfg
Symfowareデータベースの制御ファイルの格納先フォルダ\RDB\etc\LWLDSTDB.ENV
例)C:\SFW\SFWETC\RDB\etc\LWLDSTDB.ENV
Symfowareデータベースの制御ファイルの格納先フォルダ\RDB\etc\LWLDSTDBフォルダ、およびその配下のフォルダ/ファイルのすべて
例)C:\SFW\SFWETC\RDB\etc\LWLDSTDBフォルダ、およびその配下のフォルダ/ファイルのすべて
格納先の詳細は、“Symfowareのマニュアル”を参照してください。 |
再度、構築手順に従って、データベースサービスの設定から配信データベースの構築を行います。
Oracleデータベースを削除してから、配信データベースを再構築します。
OracleのDatabase Configuration Assistantを使用して、配信データベースを削除します。
【スタート】メニューの【Oracle - <HOME_NAME>】-【Database Configuration Assistant】からDatabase Configuration Assistantを起動します。
「データベースの削除」を選択し、【次へ】ボタンをクリックします。
データベース一覧から削除する配信データベースを選択し、以下の接続情報を指定し、【次へ】ボタンをクリックします。
ユーザー名に「LWLDST」を指定します。
パスワードに、ユーザー名LWLDSTに設定したパスワードを指定します。
→【管理オプションの登録解除の選択】ダイアログボックスが表示されます。
「Enterprise Manager(EM) Cloud Control からの登録解除」は選択せずに、【次へ】ボタンをクリックします。
【終了】ボタンをクリックします。
【はい】ボタンをクリックします。
再度、Database Configuration Assistantから配信データベースの構築を行います。
Database Configuration Assistantの詳細、および、実行時のエラーの原因、対処方法については、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。 |