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Interstage List Works V10.3.2 保守手引書
FUJITSU Software

1.3.3 Oracleデータベースの容量監視 <Windows版>

Enterprise Manager Database ControlなどのOracleのツールを用いて、表領域を監視します。

参考

保管データベースの表領域は、使用状況に応じて、ハードディスク容量の限界まで自動的に拡張されます。容量が不足しそうな場合は、空き容量が十分ある別のディスク上にデータファイルを追加して表領域の容量を拡張します。また、データファイルが以下のサイズに達しそうな場合は、データファイルを追加し、表領域の容量を拡張します。

ブロック・サイズ (注)

データファイルの最大サイズ

8192 byte

32 GB

16384 byte

64 GB

注:ブロック・サイズは、保管データベースの作成時に指定したものです。

容量拡張の方法については、“2.9 保管データベースの容量拡張/再構築”を参照してください。

Oracle 12cR2のOracle Enterprise Manager Database Expressを使用した、容量の確認方法を以下に示します。

Oracleデータベースの設定項目名は、使用しているバージョンなどにより若干異なる場合があります。

Oracle 11gR1、Oracle 11gR2、またはOracle 12cR1の容量監視の方法、上記のツール以外の容量監視の方法、容量監視ツールの使用方法など、詳細については、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。

手順1Oracle Enterprise Manager Database Expressにログイン

Webブラウザを起動し、保管データベースの作成時に表示されたURLを指定します。
通常は以下のURLです。

  https://ホスト名:5500/em

  ⇒ 【ログイン】ダイアログボックスが表示されます。

以下の接続情報を指定します。

【ログイン】ボタンをクリックします。Oracle Enterprise Manager Database Expressに保管データベースのホームページが表示されます。


手順2表領域の情報を表示

【記憶域】-【表領域】を選択します。

  ⇒ 【表領域】ダイアログボックスが表示されます。

データファイルの自動拡張機能(AUTOEXTEND)を有効にしている場合

以下のどちらかの場合は、容量を拡張してください。

  • 表領域の「サイズ」が「最大サイズ」に近くなっている場合

  • 表領域の「サイズ」の合計がハードディスク容量の限界に近くなっている場合

データファイルの自動拡張機能(AUTOEXTEND)を無効にしている場合

表領域の「使用率」が高くなっている場合は、容量を拡張してください。