Enterprise Manager Database ControlなどのOracleのツールを用いて、表領域を監視します。
参考
保管データベースの表領域は、使用状況に応じて、ハードディスク容量の限界まで自動的に拡張されます。容量が不足しそうな場合は、空き容量が十分ある別のディスク上にデータファイルを追加して表領域の容量を拡張します。また、データファイルが以下のサイズに達しそうな場合は、データファイルを追加し、表領域の容量を拡張します。
ブロック・サイズ (注) | データファイルの最大サイズ |
---|---|
8192 byte | 32 GB |
16384 byte | 64 GB |
注:ブロック・サイズは、保管データベースの作成時に指定したものです。
容量拡張の方法については、“2.9 保管データベースの容量拡張/再構築”を参照してください。 |
Oracle 12cR2のOracle Enterprise Manager Database Expressを使用した、容量の確認方法を以下に示します。
Oracleデータベースの設定項目名は、使用しているバージョンなどにより若干異なる場合があります。
Oracle 11gR1、Oracle 11gR2、またはOracle 12cR1の容量監視の方法、上記のツール以外の容量監視の方法、容量監視ツールの使用方法など、詳細については、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。 |
手順1:Oracle Enterprise Manager Database Expressにログイン
Webブラウザを起動し、保管データベースの作成時に表示されたURLを指定します。
通常は以下のURLです。
https://ホスト名:5500/em
⇒ 【ログイン】ダイアログボックスが表示されます。
以下の接続情報を指定します。
ユーザ名
「LW」を指定します。
パスワード
「LW」に設定したパスワードを指定します。
【ログイン】ボタンをクリックします。Oracle Enterprise Manager Database Expressに保管データベースのホームページが表示されます。
手順2:表領域の情報を表示
【記憶域】-【表領域】を選択します。
⇒ 【表領域】ダイアログボックスが表示されます。
以下のどちらかの場合は、容量を拡張してください。
表領域の「サイズ」が「最大サイズ」に近くなっている場合
表領域の「サイズ」の合計がハードディスク容量の限界に近くなっている場合
表領域の「使用率」が高くなっている場合は、容量を拡張してください。