UPS装置において、停電を検出した場合に実行するコマンドを設定します。
自動運用プロセスの実行には、swrba_notifyeventコマンドを使用します。UPS装置または管理ソフトの仕様に従い、停電を検出した場合に、swrba_notifyeventコマンドが呼び出されるように設定をしてください。
swrba_notifyevent -msgID ESXShutdown -host ホスト名 -comment コメント -key アクセスキー
swrba_notifyeventコマンドの各パラメーターには以下を設定します。
パラメーター名  | 設定内容  | 
|---|---|
msgID  | “ESXShutdown”を指定します。  | 
host  | 指定値は任意です。  | 
comment  | 指定値は任意です。  | 
key  | 本テンプレートの自動運用プロセスのアクセスキーを指定します。  | 
パラメーターの記述例を以下に示します。
-msgID ESXShutdown -host Server -comment "a power outage has been detected"  | 
参考
アクセスキーについて
アクセスキーは、起動する自動運用プロセスを特定するための情報です。アクセスキーは、以下の方法で取得してください。
Webコンソールの[システム管理]-[プロセスグループ設定]をクリックします。
自動運用プロセスグループの一覧が表示されます。
自動運用プロセスグループの一覧から、本テンプレートの自動運用プロセスが含まれる自動運用プロセスグループを選択します。
選択した自動運用プロセスグループの[詳細]タブにある[アクセスキー]をクリックします。
なお、アクセスキーの有効期限は、管理サーバにプロセスグループを登録した日から1年間です。
有効期限が切れた場合、管理者権限を持つユーザーが、Webコンソールからアクセスキーを再度取得してください。