ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド
FUJITSU Software

2.2 セットアップパラメーターファイル

ファイル名

任意

ただし、ファイル名に指定できるのは、半角英数字および以下の記号です。

【Windows】

. -_ ( )

【Linux】

._-

使用用途

Systemwalker Runbook Automationのセットアップ(swrba_setupコマンド)を実行するときに必要なパラメーターを定義します。

格納場所

任意

セットアップパラメーターファイルのサンプルファイルは、以下の場所に格納されています。

サンプルファイルを任意の場所にコピーして、使用してください。

ただし、ファイルパスに含まれるディレクトリ名に指定できるのは、半角英数字および以下の記号です。

【Windows】

. -_ ( )

【Linux】

._-

ファイル形式

キー名=キー値

注意

イコール記号“=”の前後には空白をいれないでください。

MODE=[0 | 1 | 2]

SHAREDDIR=引継ぎファイル格納ディレクトリ

CLUSTER_PRI_HOST=プライマリノードのホスト名

CLUSTER_SEC_HOST=セカンダリノードのホスト名

RBADB_PORT=プロセス管理用データベースのポート番号

RBADB_DATA_PATH=プロセス管理用のデータベース格納先ディレクトリ

RBADB_DBUSER=プロセス管理用データベースアクセスアカウント

RBADB_DBUSER_PW=プロセス管理用データベースアクセスアカウントのパスワード

CERTSERV_TYPE=利用する認証サーバの種別

LDAP_TYPE=使用するLDAPの種別

LDAP_HOST=LDAPサーバのホスト名または、IPアドレス

LDAP_PORT=LDAPサーバのポート番号

LDAP_KEY=LDAPサーバの公開ディレクトリ

LDAP_GROUP=LDAPサーバの組織単位

LDAP_PEOPLE=LDAPサーバのアカウント単位

LDAP_MNG_USER=LDAPサーバの管理者用DN名

LDAP_MNG_USER_PW=LDAPサーバの管理者用DNのパスワード

LDAP_RBAADMIN_USER=プロセス制御用のユーザー

LDAP_RBAADMIN_USER_PW=プロセス制御用のユーザーのパスワード

LDAP_RBASCH_USER=スケジュール起動用のユーザー

LDAP_RBASCH_USER_PW=スケジュール起動用のユーザーのパスワード

HTTP_PORT=管理サーバ(Webサーバ)のポート番号

JAVAEE_DATA_PATH=JavaEE共通ディレクトリ

DAS_ADMIN_PORT=21480

DAS_HTTP_PORT=21481

DAS_HTTPSSL_PORT=21482

DAS_JMX_PORT=21483

DAS_JMS_PORT=21484

DAS_IIOP_PORT=21485

DAS_MUTUALAUTH_PORT=21486

DAS_IIOPSSL_PORT=21487

MSG_BROKER_PORT=21767

MQ_ADMIN_PORT=21490

MQ_HTTP_PORT=21491

MQ_HTTPSSL_PORT=21492

MQ_IIOP_PORT=21493

MQ_IIOPSSL_PORT=21494

MQ_MUTUALAUTH_PORT=21495

MQ_JMX_PORT=21496

MQ_JPDA_PORT=21497

BPM_SERVER_ADMIN_PORT=21500

BPM_SERVER_HTTP_PORT=21501

BPM_SERVER_HTTPSSL_PORT=21502

BPM_SERVER_IIOP_PORT=21503

BPM_SERVER_IIOPSSL_PORT=21504

BPM_SERVER_MUTUALAUTH_PORT=21505

BPM_SERVER_JMX_PORT=21506

BPM_SERVER_JPDA_PORT=21507

BPM_CONSOLE_ADMIN_PORT=21510

BPM_CONSOLE_HTTP_PORT=21511

BPM_CONSOLE_HTTPSSL_PORT=21512

BPM_CONSOLE_IIOP_PORT=21513

BPM_CONSOLE_IIOPSSL_PORT=21514

BPM_CONSOLE_MUTUALAUTH_PORT=21515

BPM_CONSOLE_JMX_PORT=21516

BPM_CONSOLE_JPDA_PORT=21517

RBA_SERVER_ADMIN_PORT=21520

RBA_SERVER_HTTP_PORT=21521

RBA_SERVER_HTTPSSL_PORT=21522

RBA_SERVER_IIOP_PORT=21523

RBA_SERVER_IIOPSSL_PORT=21524

RBA_SERVER_MUTUALAUTH_PORT=21525

RBA_SERVER_JMX_PORT=21526

RBA_SERVER_JPDA_PORT=21527

RBA_OPEEXE_ADMIN_PORT=21530

RBA_OPEEXE_HTTP_PORT=21531

RBA_OPEEXE_HTTPSSL_PORT=21532

RBA_OPEEXE_IIOP_PORT=21533

RBA_OPEEXE_IIOPSSL_PORT=21534

RBA_OPEEXE_MUTUALAUTH_PORT=21535

RBA_OPEEXE_JMX_PORT=21536

RBA_OPEEXE_JPDA_PORT=21537

CMDB_DATA_DIR=CMDBマネージャのデータベース格納先ディレクトリ

CMDB_MANAGER_HOST=CMDBマネージャのホスト名または、IPアドレス

CMDB_MANAGER_PORT=CMDBマネージャの接続ポート番号

CMDB_GUI_ADMIN_PORT=21570

CMDB_GUI_HTTP_PORT=21571

CMDB_GUI_JMX_PORT=21576

CMDB_ADMIN_PORT=21560

CMDB_HTTP_PORT=21561

CMDB_JMX_PORT=21566

CMDB_AGENT_HOST=CMDBエージェントのホスト名または、IPアドレス

CMDB_AGENT_PORT=CMDBエージェントの接続ポート番号

CMDB_IIOP_PORT=21563

OMGR_JOBSCH_PORT=21690

OMGR_JOBEXE_PORT=21691

OMGR_SUBSYSTEM=9

LINK_PORT=9664

SMTP_SERVER_HOST=SMTPサーバのホスト名またはIPアドレス

SMTP_SERVER_PORT=25

SMTP_USER_NAME=メール送信時にSMTPサーバへの認証に使用するユーザー名

SMTP_USER_PASSWORD=メール送信時にSMTPサーバへの認証に使用するユーザーのパスワード

SERVER_EMAIL_ADDRESS=メールの送信元メールアドレス

SERVER_BASE_URL_HOST=Webコンソールで指定する管理サーバホスト名

パラメーター

MODE

【Windows】

Systemwalker Runbook Automationのセットアップモードを指定します。

キー値には、数字で0、1または2を指定します。指定する数値の意味は、以下のとおりです。

数値

意味

0

通常運用(非クラスタ運用)の管理サーバをセットアップする場合に指定します。

1

クラスタ運用(プライマリノード)の管理サーバをセットアップする場合に指定します。

2

クラスタ運用(セカンダリノード)の管理サーバをセットアップする場合に指定します。

本パラメーターを記述しない場合、省略値は0です。

キー値に0、1、2以外を指定した場合はエラーとなります。

注意

クラスタ運用のセットアップ時の注意事項(MODEに1または2を指定した場合

MODEに1を指定した場合、以下のパラメーターの指定には注意が必要です。詳細は各パラメーターのMODEに関する説明を参照してください。

  • SHAREDDIR

  • CLUSTER_PRI_HOST

  • CLUSTER_SEC_HOST

  • RBADB_DATA_PATH

  • JAVAEE_DATA_PATH

  • CMDB_DATA_DIR

  • CERTSERV_TYPE

  • LDAP_TYPE

  • SERVER_BASE_URL_HOST

MODEに2を指定した場合、以下のパラメーターのみ指定します。

他のパラメーターの指定値は無視され、MODEに1を指定してセットアップした場合の指定値が使用されます。

  • SHAREDDIR

  • CLUSTER_PRI_HOST

  • CLUSTER_SEC_HOST

【Linux】

指定不要です。指定しても無視されます。

SHAREDDIR

Windows】

クラスタ環境でのフェールオーバ発生時に管理サーバの情報を引き継ぐための引き継ぎファイルを格納するフォルダを指定します。

プライマリノード、セカンダリノードの両ノードからアクセスできる共有ディスク上のフォルダを絶対パスで指定します。

指定できるフォルダのパスの最大長は100バイトです。空白文字を含むことはできません。

引き継ぎファイルを格納するフォルダのパスとして利用できる文字セットは、半角英数字です。

MODEに0を指定した場合、本パラメーターは指定不要です。指定しても無視されます。

MODEに1または2を指定した場合、省略できません。

Linux】

指定不要です。指定しても無視されます。

CLUSTER_PRI_HOST

Windows】

クラスタ環境でのプライマリノードのホスト名を指定します。

指定できるホスト名の最大長は63バイトです。ホスト名として利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

. -

なお、ホスト名に以下の文字列は指定できません。

  • 連続したピリオドを含む文字列

  • 先頭または末尾が記号の文字列

MODEに0を指定した場合、本パラメーターは指定不要です。指定しても無視されます。

MODEに1を指定して本パラメーターを省略した場合は、Systemwalker Runbook Automationをインストールした環境のコンピュータ名(NetBIOS名またはDNS名)を使用します。

MODEに2を指定して本パラメーターを省略した場合は、クラスタ運用(プライマリノード)の管理サーバのセットアップで指定された値を使用します。

Linux】

指定不要です。指定しても無視されます。

CLUSTER_SEC_HOST

Windows】

クラスタ環境でのセカンダリノードのホスト名を指定します。

指定できるホスト名の最大長は63バイトです。ホスト名として利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

. -

なお、ホスト名に以下の条件の文字列は指定できません。

  • 連続したピリオドを含む文字列

  • 先頭または末尾が記号の文字列

MODEに0を指定した場合、本パラメーターは指定不要です。指定しても無視されます。

MODEに1を指定した場合は、本パラメーターは省略できません。

MODEに2を指定して本パラメーターを省略した場合は、クラスタ運用(プライマリノード)の管理サーバのセットアップで指定された値を使用します。

Linux】

指定不要です。指定しても無視されます。

RBADB_PORT

プロセス管理用データベースのポート番号を指定します。

ポート番号は、1~65535の範囲の数値を指定します。

省略値は、21657です。

RBADB_DATA_PATH

プロセス管理用のデータベース格納先フォルダ/ディレクトリを指定します。

十分に空き容量がある場所を指定してください。

MODEに1を指定した場合、本パラメーターは省略できません。プライマリノード、セカンダリノードの両ノードからアクセスできる共有ディスク上のフォルダを絶対パスで指定します。

MODEに0を指定した場合、本パラメーターは省略可能です。省略した場合は、以下となります。

【Windows】

C:\SWRBA\SWRBADB

【Linux】

/SWRBA/SWRBADB

指定できる格納先の最大長は100バイトです。絶対パスで指定します。

格納先として利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

- ( ) _

空白

“ ”(半角空白)

RBADB_DBUSER

プロセス管理用データベースアクセスアカウントを指定します。

本パラメーターは省略可能です。省略した場合は、“swrbadb”が設定されます。

指定できるアカウントの最大長は18バイトです。

アカウントとして利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

_

先頭に数字は使用できません。

RBADB_DBUSER_PW

プロセス管理用データベースアクセスアカウントのパスワードを指定します。

本パラメーターで指定したパスワードは、プロセス管理用データベースのメンテナンスで必要になります。

本パラメーターは省略可能です。省略した場合は、“swrbadb”が設定されます。

指定できるパスワードの最大長は18バイトです。

パスワードとして利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

! # % = ~ : , _

CERTSERV_TYPE

利用する認証サーバの種別を指定します。

キー値には、“INTERNAL”、“LDAPSERVER”または“SVSSOSERVER”を指定します。

指定する値の意味は以下のとおりです。

意味

INTERNAL

ローカルユーザー管理システムを利用する場合に指定します。

LDAPSERVER

構築済みのLDAPサーバを利用する場合に指定します。

SVSSOSERVER

ServerView SSOを利用したシングル・サインオンを行う場合に指定します。

MODEに1を指定した場合、本値は指定できません。

本パラメーターを省略した場合は、“INTERNAL”が設定されます。

キー値に上記以外を指定した場合は、エラーとなります。

LDAP_TYPE

使用するLDAPの種別を指定します。

キー値には、以下のいずれかを指定します。

  • ローカルユーザー管理システムを利用する場合

    指定不要

  • 構築済みのLDAPサーバを利用する場合

    構築済み認証サーバ種別

    指定値

    Interstageディレクトリサービス

    SMARTREPOSITORY

    Active Directory

    ACTIVEDIRECTORY

    OpenLDAP

    OPENLDAP

  • ServerView SSOを利用したシングル・サインオンを行う場合 (MODEを0に指定した場合のみ)

    構築済み認証サーバ種別

    指定値

    ServerView Operations Manager同梱ディレクトリサービス

    LDAPS

    Active Directory

    LDAPSAD

LDAP_HOST

LDAPサーバのホスト名または、IPアドレスを指定します。

指定できるホスト名の最大長は64バイトです。

キー値には、以下のいずれかを指定します。

  • ローカルユーザー管理システムを利用する場合

    指定不要

  • 上記以外

    構築済み認証サーバのホスト名、またはIPアドレス

ホスト名として利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

. - : %

なお、ホスト名に以下の文字列は指定できません。

  • 連続したピリオドを含む文字列

  • 先頭または末尾が記号の文字列

注意

管理サーバ上に構築したLDAP環境を用いる場合、本項目にIPv6形式のIPアドレスを指定することはできません。ホスト名またはIPv4形式のIPアドレスを指定してください。

LDAP_PORT

LDAPサーバのポート番号を指定します。

ポート番号は、1~65535の範囲の数値を指定します。

ローカルユーザー管理システムを利用する場合は指定不要です。

本パラメーターを省略した場合は、以下の値を使用します。

  • ServerView Operations Manager同梱ディレクトリサービスの場合:1474

  • ServerView SSOを利用したシングル・サインオンを行う場合で認証サーバにActive Directoryを使用する場合:636

  • 上記以外:389

LDAP_KEY

LDAPサーバのベースOUを指定します。

ローカルユーザー管理システムを利用する場合は指定不要です。

本パラメーターを省略した場合は、以下の値を使用します。ただし、認証サーバの種別がActive Directoryの場合は、省略できません。

  • Interstageディレクトリサービス、OpenLDAPの場合

    ou=interstage,o=fujitsu,dc=com

  • ServerView Operations Manager同梱ディレクトリサービスの場合

    dc=fujitsu,dc=com

指定できるベースOUの最大長は255バイトです。

LDAP_GROUP

LDAPサーバの組織単位名を指定します。

ローカルユーザー管理システムを利用する場合は指定不要です。

本パラメーターを省略した場合は、“ou=Group”を使用します。ただし、認証サーバの種別がActive Directoryの場合は、省略できません。

指定できるOUの最大長は255バイトです。

LDAP_PEOPLE

LDAPサーバのアカウント単位名を指定します。

ローカルユーザー管理システムを利用する場合は指定不要です。

本パラメーターを省略した場合は、以下の値を使用します。ただし、認証サーバの種別がActive Directoryの場合は、省略できません。

  • ServerView Operations Manager同梱ディレクトリサービスの場合

    ou=Users

  • 上記以外の場合

    ou=User

指定できるOUの最大長は255バイトです。

LDAP_MNG_USER

LDAPサーバの管理者用DN名を指定します。ただし、以下の場合は指定不要です。

  • ローカルユーザー管理システムを利用する場合

  • 認証サーバの種別が Active Directoryの場合

本パラメーターを省略した場合は、以下の値を使用します。

  • ServerView Operations Manager同梱ディレクトリサービスの場合

    uid=admin,ou=system

  • 上記以外

    cn=manager

指定できるDN名の最大長は255バイトです。

LDAP_MNG_USER_PW

LDAPサーバの管理者用DNのパスワードを指定します。ただし、以下の場合は指定不要です。

  • ローカルユーザー管理システムを利用する場合

  • 認証サーバの種別がActive Directoryの場合

本パラメーターは省略可能です。省略した場合は、“systemwalker#0”が設定されます。

指定できる管理者用DNパスワードの最大長は50バイトです。

パスワードとして利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

! # % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ ] ^ _ ` { | } ~ " \ $

空白

“ ”(半角空白)

LDAP_RBAADMIN_USER

プロセス制御用ユーザーアカウントを指定します。

本パラメーターは省略可能です。省略した場合は、“swrbaadmin”が設定されます。

  • ローカルユーザー管理システムを利用する場合

    本パラメーターで指定したアカウント名でプロセス制御用ユーザーアカウントを作成します。

    指定できるアカウントの最大長は200バイトです。

    大文字小文字の区別はありません。

    カンマと空白文字は使用できません。また、先頭にアットマーク(@)は使用できません。

  • 構築済みの認証環境を利用する場合

    本パラメーターで指定した値で認証を行います。

    指定できるアカウントの最大長は255バイトです。

LDAP_RBAADMIN_USER_PW

プロセス制御用ユーザーアカウントのパスワードを指定します。

本パラメーターは省略可能です。省略した場合、“systemwalker#1”が設定されます。

  • ローカルユーザー管理システムを利用する場合

    本パラメーターで指定したパスワードでプロセス制御用ユーザーアカウントを作成します。

    指定できるパスワードは、数字を含む8バイト以上50バイト以下の文字列です。

  • 構築済みの認証環境を利用する場合

    本パラメーターで指定した値で認証を行います。

    指定できるパスワードの最大長は50バイトです。

パスワードとして利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

! # % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ ] ^ _ ` { | } ~ " \ $

空白(注)

“ ”(半角空白)

注:ローカルユーザー管理システムを利用する場合は指定不可。

LDAP_RBASCH_USER

スケジュール起動用ユーザーアカウントを指定します。

本パラメーターは省略可能です。省略した場合は、“swrbasch”が設定されます。

  • ローカルユーザー管理システムを利用する場合

    本パラメーターで指定したアカウント名でスケジュール起動用ユーザーアカウントを作成します。

    指定できるアカウントの最大長は200バイトです。

    大文字小文字の区別はありません。

    カンマと空白文字は使用できません。また、先頭にアットマーク(@)は使用できません。

  • 構築済みの認証環境を利用する場合

    本パラメーターで指定した値で認証を行います。

    指定できるアカウントの最大長は255バイトです。

LDAP_RBASCH_USER_PW

スケジュール起動用ユーザーアカウントのパスワードを指定します。

本パラメーターは省略可能です。省略した場合、“systemwalker#2”が設定されます。

  • ローカルユーザー管理システムを利用する場合

    本パラメーターで指定したアカウント名でスケジュール起動用ユーザーアカウントを作成します。

    指定できるパスワードは数字を含む8バイト以上50バイト以下の文字列です。

  • 構築済みの認証環境を利用する場合

    本パラメーターで指定した値で認証を行います。

    指定できるパスワードの最大長は50バイトです。

パスワードとして利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

! # % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ ] ^ _ ` { | } ~ " \ $

空白(注)

“ ”(半角空白)

注:ローカルユーザー管理システムを利用する場合は指定不可。

HTTP_PORT

Webコンソールのポート番号を指定します。

ポート番号は、1~65535の範囲の数値を指定します。

本パラメーターは省略可能です。省略した場合は、“80”を使用します。

JAVAEE_DATA_PATH

Systemwalker Runbook Automationアプリケーションの配備先を指定します。

十分に空き容量がある場所を指定してください。

MODEに1を指定した場合でも、ローカルディスク上のフォルダを絶対パスで指定してください。

また、プライマリノードで指定したパスは、セカンダリノードでもアプリケーションの配備先として使用されます。MODEに1を指定した場合は、セカンダリノードにおいてもそのパスが存在し、十分に空き容量がある場所であることを確認してください。

本パラメーターは省略可能です。省略した場合は以下となります。

Windows】

  • 管理サーバ/連携サーバ/中継サーバ

    C:\SWRBA\fjje6

Linux】

  • 管理サーバ/連携サーバ/中継サーバ

    /SWRBA/fjje6

指定できる配備先の最大長は50バイトです。

配備先として利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

_ - ( )

CMDB_DATA_DIR

CMDBマネージャのデータベース格納先を指定します。

十分に空き容量がある場所を指定してください。

MODEに1を指定した場合、本パラメータは省略できません。プライマリノード、セカンダリノードの両ノードからアクセスできる共有ディスク上のフォルダを絶対パスで指定します。

MODEに0を指定した場合、本パラメーターは省略可能です。省略した場合は、以下となります。

【Windows】

C:\SWRBA\CMDB

【Linux】

/SWRBA/CMDB

指定できる格納先の最大長は180バイトです。

格納先として、以下の文字種は使用できません。

【Windows】

全角文字 $ * , : < > ? |

【Linux】

全角文字 $ * , # ' \ 半角空白

CMDB_MANAGER_HOST

連携サーバ/中継サーバから接続するCMDBマネージャのホスト名、またはIPアドレスを指定します。

本パラメーターは、連携サーバ/中継サーバのセットアップで使用します。連携サーバ/中継サーバ以外では、無視されます。

本パラメーターは、省略できません。省略した場合は、エラーになります。

指定できるホスト名の最大長は63バイトです。

ホスト名として利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

. - : %

なお、ホスト名に以下の文字列は指定できません。

  • 連続したピリオドを含む文字列

  • 先頭または末尾が記号の文字列

CMDB_MANAGER_PORT

連携サーバ/中継サーバから接続するCMDBマネージャのポート番号を指定します。

本パラメーターは、管理サーバのセットアップでHTTP_PORTに指定した値を指定します。

本パラメーターは、連携サーバ/中継サーバのセットアップで使用します。連携サーバ/中継サーバ以外では、無視されます。

本パラメーターは、省略可能です。省略した場合は、80を使用します。

ポート番号は、1~65535の範囲の数値を指定します。

CMDB_AGENT_HOST

CMDBマネージャからCMDBエージェントに接続する際に使用するのホスト名または、IPアドレスを指定します。

本パラメーターは、連携サーバ/中継サーバのセットアップで使用します。連携サーバ/中継サーバ以外では、無視されます。

本パラメーターは、省略できません。省略した場合は、エラーになります。

指定できるホスト名の最大長は63バイトです。

ホスト名として利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

. - : %

なお、ホスト名に以下の文字列は指定できません。

  • 連続したピリオドを含む文字列

  • 先頭または末尾が記号の文字列

CMDB_AGENT_PORT

CMDBマネージャからCMDBエージェントに接続する際に使用するポート番号を指定します。

本パラメーターは、連携サーバ/中継サーバのセットアップで使用します。連携サーバ/中継サーバ以外では、無視されます。

本パラメーターは、省略可能です。省略した場合は、21561を使用します。

ポート番号は、1~65535の範囲の数値を指定します。

OMGR_JOBSCH_PORT

Systemwalker Runbook Automationが使用するSystemwalker Operation Managerのジョブスケジューラのポート番号を指定します。

本パラメーターは、省略可能です。省略した場合は、21690を使用します。

ポート番号は、1~65535の範囲の数値を指定します。

OMGR_JOBEXE_PORT

Systemwalker Runbook Automationが使用するSystemwalker Operation Managerのジョブ実行制御のポート番号を指定します。

本パラメーターは、省略可能です。省略した場合は、21691を使用します。

ポート番号は、1~65535の範囲の数値を指定します。

OMGR_SUBSYSTEM

Systemwalker Runbook Automationが使用するSystemwalker Operation Managerのサブシステム番号を指定します。

本パラメーターは省略可能です。省略した場合は、9を使用します。

サブシステム番号は、1~9の範囲で指定します。

LINK_PORT

ファイル転送基盤で通信する場合の受付ポート番号です。管理サーバ、連携サーバ/中継サーバ、業務サーバで同じポート番号を指定する必要があります。

本パラメーターは、省略可能です。省略した場合は、9664を使用します。

ポート番号は、1~65535の範囲の数値を指定します。

なお、業務サーバのファイル転送基盤はデフォルトで9664ポートを使用して通信します。本パラメータを省略値から変更する場合、“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”の"ポート番号の変更手順"を参照して、業務サーバの設定も変更してください。

SMTP_SERVER_HOST

SMTPサーバのホスト名を指定します。

本パラメーターは省略可能です。省略した場合、“localhost”を使用します。

指定できるホスト名の最大長は255バイトです。

ホスト名として利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

. - : %

なお、ホスト名に以下の文字列は指定できません。

  • 連続したピリオドを含む文字列

  • 先頭または末尾が記号の文字列

SMTP_SERVER_PORT

SMTPサーバの受付ポートを指定します。

本パラメーターは省略できます。省略した場合は、25を設定します。

ポート番号は、1~65535の範囲の数値を指定します。

SMTP_USER_NAME

SMTP認証のユーザー名を指定します。本パラメーターは、SMTP認証を利用する場合に指定します。

本パラメーターは省略できます。省略した場合は、設定しません。

指定できるユーザー名の最大長は256バイトです。

認証が不要なSMTPサーバを利用する場合は、本パラメーターのキー値に何も記述しないでください。(イコール記号(=)の直後は改行コードとしてください。)

ユーザー名として利用できる文字セットは半角英数字と半角記号です。利用できる半角記号の種類は、SMTPサーバの仕様に依存します。

SMTP_USER_PASSWORD

SMTP認証のユーザーパスワードを指定します。本パラメーターは、SMTP認証を利用する場合に指定します。

本パラメーターは省略できます。省略した場合は、設定しません。

指定できるパスワードの最大長は50バイトです。

認証が不要なSMTPサーバを利用する場合は、本パラメーターのキー値に何も記述しないでください。(イコール記号(=)の直後は改行コードとしてください。)

パスワードとして利用できる文字セットは半角英数字と半角記号です。利用できる半角記号の種類は、SMTPサーバの仕様に依存します。

SERVER_EMAIL_ADDRESS

メールに付与されるメールの送信者(fromアドレス)を、メールアドレスの形式で指定します。

本パラメーターは省略できます。省略した場合は“swrba@example.com”を使用します。

SERVER_BASE_URL_HOST

通知メールに記載されるWebコンソールのホスト名(FQDN)を指定します。

指定できるホスト名の最大長は255バイトです。

MODEに0を指定した場合、本パラメータは省略できます。省略した場合、“localhost”を使用します。

MODEに1を指定した場合、本パラメーターは省略できません。クラスタシステム上で使用する論理ホスト名を指定します。

ホスト名として利用できる文字セットは以下のとおりです。

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

. - : %

Systemwalker Runbook Automationが内部利用するポート番号

以下のパラメーターには、管理サーバが使用するポート番号を指定します。使用するポート番号の詳細は、“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”を参照してください。

“=”(イコール)の右側の数値は、デフォルト値です。パラメーター行、またはキー値を省略した場合は、デフォルト値でセットアップを行います。

DAS_ADMIN_PORT=21480

DAS_HTTP_PORT=21481(注)

DAS_HTTPSSL_PORT=21482(注)

DAS_JMX_PORT=21483

DAS_JMS_PORT=21484(注)

DAS_IIOP_PORT=21485

DAS_MUTUALAUTH_PORT=21486(注)

DAS_IIOPSSL_PORT=21487(注)

MSG_BROKER_PORT=21767

MQ_ADMIN_PORT=21490

MQ_HTTP_PORT=21491(注)

MQ_HTTPSSL_PORT=21492(注)

MQ_IIOP_PORT=21493

MQ_IIOPSSL_PORT=21494(注)

MQ_MUTUALAUTH_PORT=21495(注)

MQ_JMX_PORT=21496

MQ_JPDA_PORT=21497(注)

BPM_SERVER_ADMIN_PORT=21500

BPM_SERVER_HTTP_PORT=21501

BPM_SERVER_HTTPSSL_PORT=21502(注)

BPM_SERVER_IIOP_PORT=21503

BPM_SERVER_IIOPSSL_PORT=21504(注)

BPM_SERVER_MUTUALAUTH_PORT=21505(注)

BPM_SERVER_JMX_PORT=21506

BPM_SERVER_JPDA_PORT=21507(注)

BPM_CONSOLE_ADMIN_PORT=21510

BPM_CONSOLE_HTTP_PORT=21511

BPM_CONSOLE_HTTPSSL_PORT=21512(注)

BPM_CONSOLE_IIOP_PORT=21513

BPM_CONSOLE_IIOPSSL_PORT=21514(注)

BPM_CONSOLE_MUTUALAUTH_PORT=21515(注)

BPM_CONSOLE_JMX_PORT=21516

BPM_CONSOLE_JPDA_PORT=21517(注)

RBA_SERVER_ADMIN_PORT=21520

RBA_SERVER_HTTP_PORT=21521

RBA_SERVER_HTTPSSL_PORT=21522(注)

RBA_SERVER_IIOP_PORT=21523

RBA_SERVER_IIOPSSL_PORT=21524(注)

RBA_SERVER_MUTUALAUTH_PORT=21525(注)

RBA_SERVER_JMX_PORT=21526

RBA_SERVER_JPDA_PORT=21527(注)

RBA_OPEEXE_ADMIN_PORT=21530

RBA_OPEEXE_HTTP_PORT=21531(注)

RBA_OPEEXE_HTTPSSL_PORT=21532(注)

RBA_OPEEXE_IIOP_PORT=21533

RBA_OPEEXE_IIOPSSL_PORT=21534(注)

RBA_OPEEXE_MUTUALAUTH_PORT=21535(注)

RBA_OPEEXE_JMX_PORT=21536

RBA_OPEEXE_JPDA_PORT=21537

CMDB_GUI_ADMIN_PORT=21570

CMDB_GUI_HTTP_PORT=21571

CMDB_GUI_JMX_PORT=21576

CMDB_ADMIN_PORT=21560

CMDB_HTTP_PORT=21561

CMDB_JMX_PORT=21566

CMDB_IIOP_PORT=21563

(注)セットアップ時に一時的に使用するポートです。セットアップ後は使用しません。

注意事項

使用例

【Windows】

【Linux】