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Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド
FUJITSU Software

1.5.1 swrba_admin(管理コマンド)

機能説明

本コマンドを使用することで、Webコンソールを使用せずに以下の操作を行うことができます。

記述形式

自動運用プロセスグループを登録する場合

swrba_admin app-add -user ユーザーID -file Barファイル

自動運用プロセスグループを更新する場合

swrba_admin app-update -user ユーザーID -file Barファイル

自動運用プロセスグループを取得する場合

swrba_admin app-get -user ユーザーID -d 出力ディレクトリ [-appid 自動運用プロセスグループID,...]

自動運用プロセスグループを削除する場合

swrba_admin app-delete -user ユーザーID -appid 自動運用プロセスグループID,...

自動運用プロセスグループを検索する場合

swrba_admin app-list -user ユーザーID [-appname 自動運用プロセスグループ名,... [-namematch {forward|backward}]]

プロセス定義を登録する場合

swrba_admin pd-add -user ユーザーID -file プロセス定義ファイル -appid 自動運用プロセスグループID

プロセス定義を更新する場合

swrba_admin pd-update -user ユーザーID -file プロセス定義ファイル -appid 自動運用プロセスグループID

プロセス定義を削除する場合

swrba_admin pd-delete -user ユーザーID {[-pdid プロセス定義ID,...]|[[-appid 自動運用プロセスグループID [-pdname プロセス定義名]] [-latest 最新版から残す版数] [-force] [-state {draft|published|obsolete},...]]} [-complete]

プロセス定義を公開する場合

swrba_admin pd-publish -user ユーザーID -appid 自動運用プロセスグループID [-pdname プロセス定義名 [-version プロセス定義のバージョン]] [-state draft|obsolete]

プロセス定義を廃止する場合

swrba_admin pd-obsolete -user ユーザーID -appid 自動運用プロセスグループID -pdname プロセス定義名

プロセス定義を検索する場合

swrba_admin pd-list -user ユーザーID [-state {draft|published|obsolete},...] [-appid 自動運用プロセスグループID] [-pdname プロセス定義名,... [-namematch {forward|backward}]]

プロセス定義を起動する場合

swrba_admin pi-start -user ユーザーID -appid 自動運用プロセスグループID -pdname プロセス定義名 [-version プロセス定義のバージョン] [-paramfile パラメーターファイル]

プロセスインスタンスを検索する場合

swrba_admin pi-list -user ユーザーID [-startedafter yyyy-mm-dd] [-startedbefore yyyy-mm-dd] [-state {running|closed|suspended|aborted|created|error},...] [-piid プロセスインスタンスID,...] [-pdname プロセス定義名,... [-namematch {forward|backward}]] [-initiator プロセス起動ユーザーID,...] [-appid 自動運用プロセスグループID]

プロセスインスタンスの詳細情報を取得する場合

swrba_admin pi-get -user ユーザーID -d 出力ディレクトリ [-startedafter yyyy-mm-dd] [-startedbefore yyyy-mm-dd] [-state {running|closed|suspended|aborted|created|error},...] [-piid プロセスインスタンスID,...] [-pdname プロセス定義名,... [-namematch {forward|backward}]] [-initiator プロセス起動ユーザーID,...] [-appid 自動運用プロセスグループID]

プロセスインスタンスを削除する場合

swrba_admin pi-delete -user ユーザーID {[-startedafter yyyy-mm-dd] [-startedbefore yyyy-mm-dd] [-state {running|closed|suspended|aborted|created|error},...] [-piid プロセスインスタンスID,...] [-pdname プロセス定義名,... [-namematch {forward|backward}]] [-initiator プロセス起動ユーザーID,...] [-appid 自動運用プロセスグループID]}

ノードを活性化する場合

swrba_admin ni-activate -user ユーザーID -appid 自動運用プロセスグループID -piid プロセスインスタンスID -niid ノードインスタンスID

運用操作部品を登録または更新する場合

swrba_admin parts-register -user ユーザーID -partsfile Zipファイル

運用操作部品の一覧を取得する場合

swrba_admin parts-list -user ユーザーID

運用操作部品を削除する場合

swrba_admin parts-delete -user ユーザーID -partsid 運用操作部品ID,....

プロセス状況の一覧取得する場合

swrba_admin si-get -user ユーザーID -file 出力ファイル名 [-startdate yyyy-mm-dd] [-enddate yyyy-mm-dd] [-state {running|wait|end|pending|suspended|aborted|error}] [-pdname プロセス定義名] [-initiator プロセス起動ユーザーID] [-owner スケジュール定義所有者] [-appid 自動運用プロセスグループID] [-sdname スケジュール定義名] [-piname プロセスインスタンス名] [-memo メモ]

スケジュール定義の一覧取得する場合

swrba_admin sd-list -user ユーザーID [-appid プロセスグループID] [-sdname スケジュール定義名] [-state {valid|invalid|pending}] [-pdname プロセス定義名] [-memo メモ] [-pattern スケジュールパターン名] [-holiday 休日カレンダー名]

スケジュール定義操作する場合

swrba_admin sd-ctrl -user ユーザーID -appid プロセスグループID -sdname スケジュール定義名 -state {valid|invalid|pending}

-userを省略することでユーザーIDをパラメーターから省略することも可能です。パラメーターにユーザーIDが設定されていない場合は、コマンド実行後にユーザーIDの入力が求められます。

-passwordを指定することでパスワードをパラメーターとして設定することも可能です。パラメーターにパスワードが設定されていない場合は、コマンド実行後にパスワード入力が求められます。

パスワード文字列に"(ダブルクォーテーション)が含まれる場合は、以下のように入力してください。

オプション

以下の各オプションは、それぞれ同時に指定することはできません。

app-add

自動運用プロセスグループの登録を行います。

-file Barファイル

登録するBarファイルのパスを指定します。

本コマンドで登録した自動運用プロセスグループの自動運用プロセスグループ名および自動運用プロセスグループIDは、以下のとおりに設定されます。

  • 自動運用プロセスグループ名:Systemwalker Runbook Automation Studioでプロジェクト名として設定した名前

  • 自動運用プロセスグループID:指定したBarファイルの拡張子を除いたファイル名

すでに同一名の自動運用プロセスグループIDが登録されている場合はエラーとなります。正常に登録が完了すると自動運用プロセスグループは自動的にオンラインになります。

app-update

自動運用プロセスグループの更新を行います。

-file Barファイル

更新するBarファイルのパスを指定します。指定した自動運用プロセスグループが存在しない場合はエラーとします。

なお、自動運用プロセスグループ更新中は自動運用プロセスグループの状態がオフラインとなります。オフラインの間は自動運用プロセスグループ所有者以外にはプロセス定義が参照できなくなります。また、プロセスの起動もできません。自動運用プロセスグループの状態は、更新終了後に自動的にオンラインになります。

app-get

自動運用プロセスグループの取得を行います。

-d 出力ディレクトリ

出力ディレクトリを指定します。指定したディレクトリ配下に「指定した自動運用プロセスグループID.bar」のファイルが出力されます。同一ファイル名が存在する場合は上書きします。出力ディレクトリが存在しない場合は自動で作成します。

-appid 自動運用プロセスグループID

指定した自動運用プロセスグループのBarファイルを取得するための自動運用プロセスグループIDを指定します。指定したIDの自動運用プロセスグループが存在しない場合はエラーとなります。本オプションが指定されない場合は全自動運用プロセスグループを対象とします。

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

app-delete

自動運用プロセスグループの削除を行います。

自動運用プロセスグループに登録されているプロセス定義やプロセスインスタンス、スケジュール定義も合わせて削除されます。

-appid 自動運用プロセスグループID

プロセス定義を削除するための自動運用プロセスグループIDを指定します。複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

指定した自動運用プロセスグループの削除に成功した場合は、削除したことを示すメッセージが表示されます。指定したIDの自動運用プロセスグループが存在しない場合は、プロセスグループの削除に失敗したことを示すメッセージは表示されません。

app-list

自動運用プロセスグループの検索を行います。

-appname 自動運用プロセスグループ名

自動運用プロセスグループ名を指定します。

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。本オプションを指定しない場合は、すべての自動運用プロセスグループが検索対象となります。

-namematch forward|backward

自動運用プロセスグループ名の検索パターンを指定します。前方一致または後方一致を指定してください。何も指定しない場合は、完全一致となります。

pd-add

プロセス定義の登録を行います。

-file プロセス定義ファイル

プロセス定義の登録を行います。同じ名前のプロセス定義が指定した自動運用プロセスグループ内に存在する場合や、指定した自動運用プロセスグループが存在しない場合はエラーとなります。プロセス定義は登録完了後にドラフト状態となります。また、自動運用プロセスグループIDを指定しない場合は、エラーとなります。

-appid 自動運用プロセスグループID

プロセス定義を格納するための自動運用プロセスグループIDを指定します。指定したIDの自動運用プロセスグループが存在しない場合はエラーとなります。

pd-update

プロセス定義の更新を行います。

-file プロセス定義ファイル

プロセス定義の更新を行います。指定したプロセス定義が存在しない場合はエラーとなります。プロセス定義はドラフト状態として登録されます。

また、プロセス定義の更新が完了しても、すでに起動しているプロセスインスタンスには反映されません。更新したプロセス定義が公開されたあとに起動されたプロセスより、更新内容が有効になります。

-appid 自動運用プロセスグループID

プロセス定義を格納するための自動運用プロセスグループIDを指定します。指定したIDの自動運用プロセスグループが存在しない場合はエラーとなります。

pd-delete

プロセス定義の削除を行います。以下のオプションを指定しない場合はすべての自動運用プロセスグループが検索対象となります。

  • -pdid

  • -appid

  • -pdname

  • -state

  • -latest

  • -force

削除対象のプロセス定義の状態が“公開”または“廃止”の場合は、削除後にプロセス定義の状態が“削除済み”になります。ただし、削除対象のプロセス定義の状態が“ドラフト”の場合は、プロセス定義が完全に削除されるため、Webコンソールおよびswrba_admin pd-listに表示されません。

-pdid プロセス定義ID

プロセス定義IDを指定します。指定したプロセス定義が存在しない場合は正常終了します。本オプションと以下のオプションの同時指定は不可です。

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

  • -appid

  • -pdname

  • -state

  • -latest

  • -force

-pdname プロセス定義名

プロセス定義名を指定します。本オプションを指定しない場合はすべてのプロセス定義が検索対象となります。本オプションを指定する場合は自動運用プロセスグループの指定は必須です。

-appid 自動運用プロセスグループID

自動運用プロセスグループIDを指定します。指定した自動運用プロセスグループが存在しない場合はエラーとなります。本オプションを指定しない場合はすべての自動運用プロセスグループが検索対象となります。

-state プロセス定義の状態

プロセス定義の状態を指定します。本オプションを指定しない場合はすべての状態が検索対象となります。状態には以下を指定してください。

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

  • draft : ドラフト状態のプロセス定義を検索します。

  • published : 公開済状態のプロセス定義を検索します。

  • obsolete : 廃止されたプロセス定義を検索します。

-latest 最新版から残す版数

最新世代から残す世代数を指定します。本オプションを指定しない場合はすべての世代が削除対象となります。例えば、最新版を残したい場合は1を指定してください。

-force

プロセスインスタンスを削除してからプロセス定義を削除します。本オプションを指定しない場合は、プロセスインスタンスを削除しません。

本オプションは、-completeと同時に指定することはできません。

-complete

プロセス定義を完全に削除します。本オプションを指定して実行した場合は、削除対象のプロセス定義の状態に関わらず、Webコンソール及びswrba_admin pd-listに表示されません。また、削除対象のプロセス定義から生成されたプロセスインスタンスも全て削除します。

本オプションは、-forceと同時に指定することはできません。

pd-publish

プロセス定義の公開を行います。ドラフト状態、または廃止状態のプロセス定義を公開します。

-appid 自動運用プロセスグループID

自動運用プロセスグループIDを指定します。指定した自動運用プロセスグループが存在しない場合はエラーとなります。

-pdname プロセス定義名

プロセス定義名を指定します。指定したプロセス定義が存在しない場合はエラーとなります。

本オプションを省略した場合、以下のようになります。

  • 指定した自動運用プロセスグループに登録されているドラフト状態および廃止状態のすべてのプロセス定義の最新バージョンを公開します。ただし、-stateオプションで状態が指定されている場合は、指定されている状態(ドラフト状態、または廃止状態)のプロセス定義が対象となります。

  • 公開状態にする途中で失敗した場合、コマンドは異常終了して処理を中断します。ただし、最新バージョンが公開済のプロセス定義が含まれている場合、処理を継続します。

-version プロセス定義のバージョン

プロセス定義のバージョンを指定します。本オプションは、-pdnameが指定されている場合のみ有効です。

指定したバージョンが存在しない場合や、すでに公開済みのバージョンが指定された場合はエラーとなります。

本オプションを省略した場合、最新バージョンを公開します。ただし、-pdnameが指定され、最新バージョンが公開済みの場合はエラーになります。

-state

公開対象とするプロセス定義の状態を指定します。状態は、以下の形式で指定してください。

  • draft:ドラフト

  • obsolete:廃止

本オプションを省略した場合、ドラフト状態と廃止状態のプロセス定義を公開します。

pd-obsolete

プロセス定義の廃止を行います。廃止可能なプロセス定義が存在しない場合はエラーとなります。

-appid 自動運用プロセスグループID

自動運用プロセスグループIDを指定します。指定した自動運用プロセスグループが存在しない場合はエラーとなります。

-pdname プロセス定義名

プロセス定義名を指定します。指定したプロセス定義が存在しない場合はエラーとなります。

pd-list

プロセス定義を検索し、リスト形式で表示します。どのパラメーターも設定しない場合は全プロセス定義を対象に検索します。なお、-userに管理者権限を持たないユーザーを指定した場合は、ドラフト状態のプロセス定義を参照できません。以下に指定できるパラメーターを示します。

-state プロセス定義の状態

プロセス定義の状態を指定します。本オプションを指定しない場合はすべての状態が検索対象となります。状態には以下を指定してください。

  • draft : ドラフト状態のプロセス定義を検索します。

  • published : 公開済状態のプロセス定義を検索します。

  • obsolete : 廃止されたプロセス定義を検索します。

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

-appid 自動運用プロセスグループID

自動運用プロセスグループIDを指定します。

-pdname プロセス定義名

プロセス定義名を指定します。

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

-namematch forward|backward

プロセス定義名の検索パターンを指定します。前方一致、後方一致いずれかを選択してください。何も指定しない場合は、完全一致となります。

pi-start

プロセスを起動します。

-appid 自動運用プロセスグループID

自動運用プロセスグループIDを指定します。指定した自動運用プロセスグループが存在しない場合はエラーとなります。

-pdname プロセス定義名

プロセス定義名を指定します。指定したプロセス定義が存在しない場合はエラーとなります。

-version プロセス定義のバージョン

プロセス定義のバージョンを指定します。指定したバージョンが存在しない場合はエラーとなります。

本オプションが指定されていない場合は最新バージョンを起動します。

-paramfile パラメーターファイル名

起動するプロセスに必要なパラメーターを記述したファイル名を指定します。ファイルには、以下の内容を記述します。

UDA名=値

ファイルの記述形式は、一般的なJavaのプロパティの形式です。

指定されたUDAに、値を設定しプロセスを起動します。指定されたUDAが存在しない場合はエラーとなります。また、使用できる値の形式はSTRING型のみとなります。指定されたファイルの文字コードがUTF-8ではない場合、エラーとなります。

改行文字をUDA値に渡したい場合は“${line.separator}”を記述してください。

公開したプロセス定義と本コマンドの実行者に属するプロセス定義を起動できます。

pi-list

プロセスインスタンスを検索し、リスト形式で表示します。どのパラメーターも設定しない場合は全件検索となります。以下に指定できるパラメーターを示します。

-startedafter 開始日

プロセスが起動された期間の開始日を指定します。以下の形式で指定してください。

  • yyyy-mm-dd

-startedbefore 終了日

プロセスが起動された期間の終了日を指定します。以下の形式で指定してください。

  • yyyy-mm-dd

-startedafterのみを指定した場合は、指定された日付から現在までの期間で検索します。-startedbeforeのみを指定した場合は、指定された日付までの期間で検索します。上記以外の形式で指定された場合や開始日と終了日の関係が不正な場合はエラーとなります。

-piid プロセスインスタンスID

プロセスインスタンスIDを指定します。

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

-state プロセスインスタンスの状態

プロセスインスタンスの状態を指定します。本オプションを指定しない場合はすべての状態が検索対象となります。状態には以下を指定してください。

  • running : 実行中

  • closed : 終了

  • suspended : 一時停止

  • aborted : 中止

  • created : 作成済み

  • error : エラー

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

-pdname プロセス定義名

プロセス定義名を指定します。複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

また、本オプションには以下のパラメーターを使用し詳細な条件を設定することが可能です。

-namematch forward|backward

プロセス定義名の検索パターンを指定します。前方一致、後方一致いずれかを選択してください。何も指定しない場合は、完全一致となります。

-appid 自動運用プロセスグループID

検索対象となる自動運用プロセスグループIDを指定します。本オプションが指定されない場合は全自動運用プロセスグループを対象として検索します。

-initiator プロセス起動ユーザーID

プロセスを起動したユーザーIDを指定します。複数指定する場合はカンマ区切り(,)で指定してください。

pi-get

プロセスインスタンスを検索し、詳細情報を取得します。どのパラメーターも設定しない場合は全件検索となります。以下に指定できるパラメーターを示します。

-d 出力ディレクトリ

出力ディレクトリを指定します。出力内容と構成は以下のとおりです。

- 自動運用プロセスグループID
    - プロセスインスタンスID
        - プロセスインスタンスID.xml   : プロセスインスタンス詳細情報ファイルです。
        - attachmentsfilesディレクトリ : プロセスインスタンスに添付された文書が格納されます。

プロセスインスタンス詳細情報ファイルの詳細は、“2.6 プロセスインスタンス詳細情報ファイル”を参照してください。

-startedafter 開始日

プロセスが起動された期間の開始日を指定します。以下の形式で指定してください。

yyyy-mm-dd

-startedbefore 終了日

プロセスが起動された期間の終了日を指定します。以下の形式で指定してください。

yyyy-mm-dd

-startedafterのみを指定した場合は、指定された日付から現在までの期間で検索します。-startedbeforeのみを指定した場合は、指定された日付までの期間で検索します。上記以外の形式で指定された場合や開始日と終了日の関係が不正な場合はエラーとなります。

-piid プロセスインスタンスID

プロセスインスタンスIDを指定します。

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

-state プロセスインスタンスの状態

プロセスインスタンスの状態を指定します。本オプションを指定しない場合はすべての状態が検索対象となります。状態には以下を指定してください。

  • running : 実行中

  • closed : 終了

  • suspended : 一時停止

  • aborted : 中止

  • created : 作成済み

  • error : エラー

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

-pdname プロセス定義名

プロセス定義名を指定します。複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。また、本オプションには以下のパラメーターを使用し詳細な条件を設定することが可能です。

-namematch forward|backward

プロセス定義名の検索パターンを指定します。前方一致、後方一致いずれかを選択してください。何も指定しない場合は、完全一致となります。

-appid 自動運用プロセスグループID

検索対象となる自動運用プロセスグループIDを指定します。本オプションが指定されない場合は全自動運用プロセスグループを対象として検索します。

-initiator プロセス起動ユーザーID

プロセスを起動したユーザーIDを指定します。複数指定する場合はカンマ区切り(,)で指定してください。

pi-delete

プロセスインスタンスを削除します。

-startedafter 開始日

プロセスが起動された期間の開始日を指定します。以下の形式で指定してください。

yyyy-mm-dd

-startedbefore 終了日

プロセスが起動された期間の終了日を指定します。以下の形式で指定してください。

yyyy-mm-dd

-startedafterのみを指定した場合は、指定された日付から現在までの期間で検索します。-startedbeforeのみを指定した場合は、指定された日付までの期間で検索します。上記以外の形式で指定された場合や開始日と終了日の関係が不正な場合はエラーとなります。

-state プロセスインスタンスの状態

プロセスインスタンスの状態を指定します。本オプションを指定しない場合はすべての状態が検索対象となります。状態には以下を指定してください。

  • running : 実行中

  • closed : 終了

  • suspended : 一時停止

  • aborted : 中止

  • created : 作成済み

  • error : エラー

複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。

-piid プロセスインスタンスID

プロセスインスタンスIDを指定します。

複数指定する場合はカンマ区切り(,)で指定してください。

-pdname プロセス定義名

プロセス定義名を指定します。複数指定する場合は、カンマ(,)区切りで指定してください。また、本オプションには以下のパラメーターを使用し詳細な条件を設定することが可能です。

-namematch forward|backward

プロセス定義名の検索パターンを指定します。前方一致、後方一致いずれかを選択してください。何も指定しない場合は、完全一致となります。

-appid 自動運用プロセスグループID

検索対象となる自動運用プロセスグループIDを指定します。本オプションが指定されない場合は全自動運用プロセスグループを対象として検索します。

-initiator プロセス起動ユーザーID

プロセスを起動したユーザーIDを指定します。複数指定する場合はカンマ区切り(,)で指定してください。

ni-activate

ノードを活性化します。対象のノードが活性化できない状態の場合はエラーとなります。

-appid 自動運用プロセスグループID

自動運用プロセスグループIDを指定します。指定した自動運用プロセスグループが存在しない場合はエラーとなります。

-piid プロセスインスタンスID

プロセスインスタンスIDを指定します。

-niid ノードインスタンスID

ノードインスタンスIDを指定します。

parts-register

運用操作部品を登録します。指定された運用操作部品が既に登録されている場合は、登録済みの運用操作部品を更新します。

-partsfile

登録するZipファイルのパスを指定します。運用操作部品では無いZipファイルが指定された場合はエラーとなります。

parts-list

登録されている運用操作部品の一覧を、リスト形式で表示します。

parts-delete

運用操作部品を削除します。指定された運用操作部品IDが既に削除されている場合はエラーとなります。

-partsid

運用操作部品IDを指定します。複数指定する場合はカンマ区切り(,)で指定してください。

si-get

プロセス状況を検索し、詳細情報を取得します。自動運用プロセスの実行スケジュールと現在の状態を取得できます。以下に指定できるパラメーターを示します。なお、以下のパラメーターをすべて省略した場合、本日の情報を検索します。

-file 出力ファイル名

プロセス状況を出力するファイル名を指定します。相対パスまたは絶対パスでの指定が可能です。

ファイルの詳細は、“2.9 プロセスインスタンス状況情報ファイル”を参照してください。

-startdate 開始日

取得期間の開始日を指定します。以下の形式で指定してください。

yyyy-mm-dd

-enddate 終了日

取得期間の終了日を指定します。以下の形式で指定してください。

yyyy-mm-dd

-startdateのみを指定した場合は、指定された日付から現在までの期間で検索します。-startdateと-enddateの間隔は7日以内にしてください。指定した期間が8日以上の場合は、コマンドの完了に時間がかかったり、エラーとなる場合があります。-enddateのみを指定した場合は、2011/01/01より指定された日付までの期間で検索となるため、コマンドの完了に時間がかかったり、エラーとなる場合がありますので、必ず-startdateを指定してください。-startdateと-enddateを省略した場合は、本日を検索します。1日のみを検索対象とする場合は、開始日・終了日に同じ日を指定してください。上記以外の形式で指定された場合や開始日と終了日の関係が不正な場合はエラーとなります。

-appid 自動運用プロセスグループID

検索対象となる自動運用プロセスグループIDを指定します。本オプションが指定されない場合は、全自動運用プロセスグループを対象として検索します。

-pdname プロセス定義名

プロセス定義名を指定します。

-initiator プロセス起動ユーザーID

プロセスを起動したユーザーIDを指定します。

-owner スケジュール定義所有者

スケジュール定義所有者を指定します。

-piname プロセスインスタンス名

プロセスインスタンス名を指定します。本項目に指定した文字列を含むプロセスインスタンス名で起動されたプロセスインスタンスを検索します。

-state スケジュール状態

プロセス状況(ガントチャート)における状態を指定します。本オプションを指定しない場合はすべての状態が検索対象となります。状態には以下を指定してください。それ以外の文字列を指定した場合はエラーとなります。

  • running : 実行中

  • wait : 実行待ち

  • end : 終了

  • pending : 保留

  • suspended : 一時停止

  • aborted : 中止

  • error : エラー

-sdname スケジュール定義名

スケジュール定義名を指定します。

-memo メモ

メモを指定します。本項目に指定した文字列を含むmemoをもつスケジュール定義より起動されたプロセスインスタンスを検索します。

sd-list

スケジュール定義一覧を表示します。

-appid 自動運用プロセスグループID

対象となる自動運用プロセスグループIDを指定します。本オプションが指定されない場合は全自動運用プロセスグループを対象として検索します。

-sdname スケジュール定義名

スケジュール定義名を指定します。本項目に指定した文字列をスケジュール定義名に含むスケジュール定義を検索します。

-state スケジュール定義の状態

スケジュール定義の状態を指定します。状態には以下を指定してください。

  • valid : 有効

  • invalid : 無効

  • pending : 保留

-memo メモ

スケジュール定義のメモを指定します。本項目に指定した文字列をメモに含むスケジュール定義を検索します。

-pattern スケジュールパターン名

スケジュールパターン名を指定します。

-holiday 休日カレンダー名

休日カレンダー名を指定します。

-pdname プロセス定義名

プロセス定義名を指定します。

sd-ctrl

スケジュール定義の状態操作を行います。

-appid 自動運用プロセスグループID

対象となる自動運用プロセスグループIDを指定します。

-sdname スケジュール定義名

スケジュール定義名を指定します。

-state スケジュール定義の状態

スケジュール定義の状態を指定します。

スケジュール定義の状態を指定します。状態には以下を指定してください。

  • valid : 有効

  • invalid : 無効

  • pending : 保留

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了

1

パラメーターエラー

2

認証エラー

3

管理サーバでのエラー

4

内部エラー

5

権限エラー

6

ファイル入出力エラー

7

運用操作部品の操作エラー

8

スケジュール定義およびプロセス状況の操作エラー

不定

強制終了

コマンド格納場所

【Windows】

[Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストール先]\SWRBAM\bin

【Linux】

/opt/FJSVswrbam/bin


実行に必要な権限/実行環境

Windows】

Linux】

注意事項

実行結果/出力形式

プロセス定義を新規登録する場合

FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02001: pd-addが正常終了しました。 Option:pd-add -file sample0001.xpdl -appid app001 Code:0

プロセス定義を検索する場合

FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02000: pd-listを開始します。Option:pd-list
ApplicationID  ProcessID  ProcessDifinitionName 	Version	Status	Owner
sample001  0001  sample process001	1.0	published 	rba_user1
sample002  0002  sample process002	1.0	published 	rba_user1
sample002  0001  sample process003	1.0	published 	rba_user1
FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02001: pd-listが正常終了しました。 Option:pd-list Code:0

プロセスグループを検索する場合

FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02000: app-listを開始します。Option:app-list
ID  Name  Ownergroup Status
sample001  0001  	rba_user1 Online
sample002  0002  	rba_user2 Offline
FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02001: app-listが正常終了しました。 Option:app-list Code:0

プロセスインスタンスを検索する場合

FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02000: pi-listを開始します。Option:pi-list
ProcessInstanceID	ProcessInstanceName	Status	Initiator
2889	PROCESS_cl_1	closed	ibpm_server1
2890	PROCESS_cl_1	running	ibpm_server1
2891	PROCESS_cl_1	error	ibpm_server1
FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02001: pi-listが正常終了しました。 Option:pi-list  Code:0

運用操作部品の一覧を取得する場合

FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02000: parts-listを開始します。Option:parts-list
Id	Name	Category	Owner
USER_PARTS1	sample parts001	コマンドの実行	rba_user1
USER_PARTS2	sample parts002	構成情報の操作	rba_user2
USER_PARTS3	sample parts003	その他	rba_user3
FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02001: parts-listが正常終了しました。 Option:parts-list  Code:0

スケジュール定義を検索する場合

FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02000: sd-listを開始します。Option:sd-list
ScheduleDefinitionID	ApplicationID	ProcessDefinitionName	ScheduleDefinitionName	Status	Owner	SchedulePatternName	HolidayCalendarName	NextStartupDate 	LastStartupDate
3	sample002	process003	sch003 	invalid	rba_user1	pattern3	SYSTEM_CALENDAR
2	sample002	process002	sch002 	valid	rba_user1	pattern2	HOL1,HOL2	2016-01-13 00:00
1	sample001	process001	sch001 	valid	rba_user1	pattern1			2015-12-21 13:39
FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02001: sd-listが正常終了しました。 Option:sd-list Code:0

プロセス定義を-forceで削除した場合

piid:200942を削除しました。
piid:200958を削除しました。
piid:201025を削除しました。
pdid:200895を削除しました。
pdid:200817を削除しました。
pdid:200809を削除しました。
pdid:200778を削除しました。
pdid:200770を削除しました。
pdid:200521を削除しました。
pdid:200990を削除しました。
pdid:200911を削除しました。
プロセス定義を8件削除しました。
プロセスインスタンスを3件削除しました。
FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02001: pd-deleteが正常終了しました。 Option:pd-delete -appid command -latest 1 -force Code:0

プロセス定義を削除する場合の使用例