Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド

8.7 Systemwalker Runbook Automationが使用するOSユーザーのパスワード変更

Systemwalker Runbook Automationでは、サービスを起動するためのOSユーザーとして、以下のユーザーを登録して使用しています。これらのユーザーのパスワードを変更する方法について説明します。

本作業は、Systemwalker Runbook Automationを導入する組織のセキュリティポリシーに基づいて実施してください。

【Windows】

• swrbadbuser

• swrbajobuser

【Linux】

• swrbadbuser

パスワードを変更する手順は、以下のとおりです。

1. Systemwalker Runbook Automationを停止します。

   【Windows】

   1. 管理者権限を持つユーザーで、以下のコマンドを実行します。

      [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストール先]\SWRBAM\bin\swrba_stop

   2. 管理者権限を持つユーザーでWindows(R)サービス機能を利用して、以下の順にサービスを停止します。

      1. Systemwalker Runbook Automation Manager Base

      2. FUJITSU PCMI(isje6-STFRBAFJJAVAEE)

      3. Systemwalker Runbook Automation HTTP Server

   【Linux】

   1. 以下のコマンドを実行します。

      /opt/FJSVswrbam/bin/swrba_stop

   2. 以下のコマンドを実行します。

      [Red Hat Enterprise Linux 7 の場合]

      systemctl stop FJSVswrba_base.service

      [Red Hat Enterprise Linux 6 の場合]

      service FJSVswrba_base stop

2. OSの操作方法に従ってパスワードを変更します。

3. Windowsの場合、OSの操作方法に従って、サービスの起動アカウントのパスワードを変更します。Linuxの場合、本手順は不要です。

   変更対象は以下のとおりです。

   • swrbajobuserを変更した場合に合わせて変更するサービス

     • Systemwalker MpMjesn(注)

       注) n：セットアップ時に、セットアップパラメーターファイルのOMGR_SUBSYSTEMに指定したサブシステム番号です。デフォルト値は9です。

     • FUJITSU PCMI(isje6-STFRBAFJJAVAEE)

     • Systemwalker Runbook Automation Manager Base

   • swrbadbuserを変更した場合に合わせて変更するサービス

     • Systemwalker Runbook Automation DB Service

4. Systemwalker Runbook Automationを起動します。

   【Windows】

   1. 管理者権限を持つユーザーでWindows(R)サービス機能を利用して、以下のサービスを起動します。

      • Systemwalker Runbook Automation Manager Base

   2. 管理者権限を持つユーザーで以下のコマンドを実行します。

      [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストール先]\SWRBAM\bin\swrba_start

   【Linux】

   1. 以下のコマンドを実行します。

      [Red Hat Enterprise Linux 7 の場合]

      systemctl start FJSVswrba_base.service

      [Red Hat Enterprise Linux 6 の場合]

      service FJSVswrba_base start

   2. 以下のコマンドを実行します。

      /opt/FJSVswrbam/bin/swrba_start