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Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド
FUJITSU Software

3.1.3 ユーザー情報を管理するための準備

Systemwalker Runbook Automationでユーザー情報を管理する方法には、以下があります。

それぞれの管理方法を選択した場合に必要となる準備作業について説明します。

3.1.3.1 ローカルユーザー管理システムを利用する場合

Systemwalker Runbook Automationのローカルユーザー管理システムを利用して、ユーザー情報を管理できます。

Systemwalker Runbook Automationのセットアップ時にユーザー管理環境も構築されるため、準備作業は不要です。

3.1.3.2 ServerView Operations Manager シングル・サインオンによる認証環境を利用する場合

構築済のServerView Operations Manager シングル・サインオン環境がある場合、Systemwalker Runbook Automationでも同じ認証基盤を利用することができます。

ServerView Operations Manager シングル・サインオン環境の構築については、ServerView Operations Managerの“ServerViewでのユーザ管理”を参照してください。

注意

  • ServerView Operations Managerは、Systemwalker Runbook Automationの管理サーバ上にインストールされている必要があります。

3.1.3.3 LDAPによる認証環境を利用する場合

LDAPのリポジトリのみを利用して、ユーザーの認証を行う場合には、以下のいずれかの手順により、LDAP環境を確認し、必要な場合は設定を変更します。

3.1.3.3.1 Interstageディレクトリサービスの環境設定

Interstageディレクトリサービスを使用する場合は、以下の項目についてInterstage ディレクトリサービスの環境を確認してください。

  1. Interstage管理コンソールにログインします。

  2. [リポジトリ]の[詳細設定]の以下の項目を確認します。

    検索設定

    項目名

    入力値

    検索可能最大エントリ数

    Systemwalker Runbook Automationに登録するユーザー数以上の数値を設定してください。

    デフォルト値:500

  3. 3.1.4.2.1 Interstage ディレクトリサービスへのユーザー情報の登録”に示すユーザーを登録する作業、“1.2.8 ユーザー追加の計画”で計画した作業などを実施するにあたり、必要な場合は、Systemwalker Runbook Automationの運用に合わせて変更します。

参照

詳細については、“Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド”を参照してください。

3.1.3.3.2 Active Directoryの環境設定

Active Directoryを利用する場合には、Active Directoryのマニュアルを参照して環境を確認してください。

3.1.4.1.2 Active Directory へのユーザー情報の登録”に示すユーザーを登録する作業、“1.2.8 ユーザー追加の計画”で計画した作業などを実施するにあたり、必要な場合は、Systemwalker Runbook Automationの運用に合わせて変更します。

3.1.3.3.3 OpenLDAPの環境設定

OpenLDAPを利用する場合には、OpenLDAPのマニュアルを参照して環境を確認してください。

3.1.4.2.3 OpenLDAP へのユーザー情報の登録”に示すユーザーを登録する作業、“1.2.8 ユーザー追加の計画”で計画した作業などを実施するにあたり、必要な場合は、Systemwalker Runbook Automationの運用に合わせて変更します。