Oracle JREを変更する場合の手順について説明します。
FUJITSU Enterprise Postgresをインストールした際に環境変数JAVA_HOMEに指定したOracle JREは、サーバアシスタント機能で使用します。
そのため、FUJITSU Enterprise Postgresをインストールした後に、Oracle JREのアップデートや再インストールを行う場合には、Mirroring Controllerの裁定プロセスの再起動が必要となりますので、以下の手順でOracle JREの変更を行ってください。
Mirroring Controllerの裁定プロセスを停止します。
詳細は、“クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)”を参照してください。
Oracle JREの変更
Mirroring Controllerが使用するインストール環境の変更
環境変数JAVA_HOMEに変更後のOracle JRE 8のインストール先を設定して、サーバアシスタント機能が使用するインストール環境をmc_update_jre_envコマンドにより変更します。
本手順はスーパーユーザーで実行します。
/opt/fsepv<x> assistant/binは、サーバアシスタント機能をインストールしたインストールディレクトリ名です。
$ su - Password:****** # export JAVA_HOME="oracleJre8InstallDir" # /opt/fsepv<x>assistant/bin/mc_update_jre_env
Mirroring Controllerの裁定プロセスを起動します。
詳細は、“クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)”を参照してください。