NetCOBOL LEサブルーチンは、IBMの言語環境(Language Environment:LE)サービスとの互換機能を提供します。
このマニュアルでは、LEサブルーチンを以下のカテゴリに分類しています。
LEサブルーチンの一覧は、以下を参照してください。
注意
LEサブルーチンで扱うデータには、Unicodeおよび富士通メインフレーム内部浮動小数点形式のデータは利用できません。また、利用した場合の動作は保証されません。
LEルーチンを使用する場合、cobolコマンドまたはldコマンドに-lrcobleオプションを指定してください。
例:
cobol -lrcoble -o PGM -M PGM.cob
LEサブルーチン呼出しの準備
LEサブルーチンを呼び出す場合、FC(フィードバック・コード)の宣言に、登録集“CEEIGZCT.cbl”記述が必要です。
01 FC.
02 Condition-Token-Value.
COPY CEEIGZCT.
03 Case-1-Condition-ID.
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登録集“CEEIGZCT.cbl”には、LEサブルーチンで使用するフィードバック・コードが定義されています。
この登録集は、COBOLをインストールしたディレクトリに格納されています。