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J アダプタクラスジェネレータ V12.1 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

1.2 できること

Jアダプタクラスジェネレータで生成したアダプタクラスを使うことにより、Javaに対する以下の操作が可能です。

COBOLプログラムからはJavaオブジェクトはCOBOLオブジェクトのように見えます。そのため、一般のCOBOLオブジェクトを扱う場合と同じ方法でJavaオブジェクトを操作できます。

クラス変数へのアクセス

Javaのクラスで宣言した、パブリックなクラス変数(スタティックフィールド)にアクセスできます。COBOLからは、ファクトリのプロパティとして扱います。

クラスメソッドの呼出し

Javaのクラスで宣言した、パブリックなクラスメソッド(スタティックメソッド)を呼び出せます。COBOLからは、ファクトリメソッドとして扱います。

インスタンスオブジェクトの生成(コンストラクタの呼出し)

コンストラクタを呼び出すことにより、Javaのインスタンスオブジェクトを生成できます。COBOLからは、オブジェクトを返すファクトリメソッドとして扱います。

インスタンス変数へのアクセス

Javaインスタンスオブジェクトの、パブリックなインスタンス変数(スタティックでないフィールド)にアクセスできます。COBOLからは、オブジェクトのプロパティとして扱います。

インスタンスメソッドの呼出し

Javaインスタンスオブジェクトの、パブリックなインスタンスメソッド(スタティックでないメソッド)を呼び出せます。COBOLからは、オブジェクトメソッドとして扱います。

例外の受け取り

クラスメソッド、コンストラクタおよびインスタンスメソッドを呼び出した際に発生する例外を受け取り、エラー処理をすることができます。COBOLでは、USE文で例外オブジェクトを受け取ります。