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NetCOBOL V12.1 メッセージ集
FUJITSU Software

付録B 注意事項

COBOLプログラムの実行時に仮想メモリ不足が発生する場合

COBOLプログラムの実行時に仮想メモリ不足が発生する場合、動作環境やプログラム構造などの見直しを行ってください。

動作環境の問題
  • 実装メモリが少ない。

    必要に応じて増設してください。

  • 仮想メモリが少ない。

    必要に応じて大きくしてください。

  • 同時に実行している他のアプリケーションがメモリ領域を使用している。

    同時に実行している他のアプリケーションを停止してください。

プログラム構造の問題
  • 実行単位で同時にオープンしているファイルの数が多い。

  • 実行単位でEXTERNAL句を指定したデータおよびファイルの宣言が多い。

  • 実行単位で同時に使用しているオブジェクト(インスタンス)の数が多い。

その他
  • 実行したアプリケーションがメモリ領域を破壊している。

    [Solaris][Solaris64][LinuxIPF][Linux64]

    NetCOBOL Studioのリモートデバッグ機能、CHECK機能およびメモリチェック機能などを使用して、領域破壊の原因を調査し、プログラムを修正してください。

    参照

    • [Solaris]
      “NetCOBOL 使用手引書”の“26.2 分散開発支援機能”、“5.3 CHECK機能の使い方”および“5.5メモリチェック機能の使い方”

    • [Solaris64]
      “NetCOBOL 使用手引書”の“第18章NetCOBOL Studioのリモートデバッグ機能の使い方”、“5.3 CHECK機能の使い方”および“5.5メモリチェック機能の使い方”

    • [LinuxIPF]
      “NetCOBOL 使用手引書”の“18.2 対話型リモートデバッガの使い方”、“5.3 CHECK機能の使い方”および“5.5メモリチェック機能の使い方”

    • [Linux64]
      “NetCOBOL ユーザーズガイド”の“18.3 NetCOBOL Studioのリモートデバッグ機能の使い方”、“17.2 CHECK機能の使い方”および“17.4 メモリチェック機能の使い方”