システムの処理
重大度コードがIの場合、エラーの発生したファイル処理を中止し、プログラムの処理を続行します。
重大度コードがUの場合、プログラムを異常終了させます。
なお、重大度コードは、ファイルの定義にFILE STATUS句の指定がある場合Iとなり、FILE STATUS句および誤り処理手続きの指定がない場合Uとなります。
プログラマーの処置
ディスクの空き容量が不足している、または、ファイルの最大サイズを超えています。
ファイルの最大サイズについては、以下を参照してください。
[Solaris]
“NetCOBOL 使用手引書”の“表6.9 各ファイルシステムの機能差”
[Linux]
“NetCOBOL 使用手引書”の“表6-9 各ファイルシステムの機能差”
[LinuxIPF]
“NetCOBOL 使用手引書”の“表6-9 ファイルシステムの機能
[LinuxIPF]
“NetCOBOL 使用手引書”の“表6.9 ファイルシステムの機能
[Linux64]
“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“表7.9 ファイルシステムの機能
ディスク装置などの空き領域が不足している場合は、不要なファイルの削除などにより十分な空き領域を用意してから、再度プログラムを実行してください。
ファイル容量をコマンドにより制限している場合は、その制限値を大きくして、再度プログラムを実行してください。
また、ファイルの最大サイズを超えている場合は、ファイルを分割するなど、最大サイズを超えないようにしてください。
なお、$1にはエラーの発生したCOBOLの文(WRITE,REWRITE,READ,STARTまたはCLOSEのどれか)が、$2にはエラーの発生したファイルのファイル名またはアクセス名が設定されます。