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NetCOBOL V12.1 メッセージ集
FUJITSU Software

2.5.339 JMN3572I-W

データ項目@1@の内容が外部プログラム名の場合、CANCEL文の動作は翻訳オプションDATAAREAの値によって変わります。
DATAAREAオプションを明に指定して、データ項目@1@に指定したプログラムを含む共用オブジェクトプログラムを作成してください。

埋め込みの説明

@1@ : 一意名の名標

詳細な説明

外部プログラムに対するCANCEL文実行時に削除されるメモリ領域は,プログラムのデータ領域を動的に獲得するか静的に獲得するかによって変わります.プログラムのデータ領域の獲得方法については,以下のマニュアルを参照してください.

  • [Linux64]
    “NetCOBOLユーザーズガイド”の“10.1.2.3 プログラムのデータ領域”

CANCEL文に指定したプログラムを含む共用オブジェクトプログラムを作成する場合は,意図したメモリ領域が削除されるように,翻訳オプションDATAAREAを明に指定してください.

注意

32bit版 NetCOBOLの翻訳オプションTHREAD(SINGLE)有効時と同様のメモリ獲得・メモリ解放を行う必要がある場合,翻訳オプションDATAAREA(STATIC)を明に指定します.

上記以外の場合は,翻訳オプションDATAAREA(DYNAMIC)を明に指定します.