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NetCOBOL V12.1 メッセージ集
FUJITSU Software

2.1 メッセージ形式

メッセージの形式を以下に示します。

メッセージ番号    行番号    メッセージ本文

メッセージ番号

メッセージ番号は次のように表示されます。

JMNnnnnI-w

重大度コードの意味を下表に示します。

表2.1 翻訳時メッセージの重大度の意味

重大度コード

レベル

意味

復帰コード

I (INFORMATION)

通知メッセージ

コンパイラが検出した情報です。
実行可能な目的プログラムが作成されます。

0

W (WARNING)

軽度のエラー

目的プログラムは作成されます。
しかし、翻訳結果が利用者の意図どおりかどうかを確認する必要があります。

E (ERROR)

中程度のエラー

目的プログラムは作成されます。
しかし、翻訳オプションなどに誤りがあります。

1

S (SERIOUS)

重度のエラー

目的プログラムは作成されません。

2

U (UNRECOVERABLE)

致命的なエラー

翻訳を中止します。
目的プログラムは作成されません。

3

行番号

エラーが存在する行番号を表示します。翻訳リストに出力されたメッセージの場合、同一内容のメッセージは一つにまとめて表示されるため、行番号は複数個表示されることがあります。

翻訳リストに出力されるメッセージの行番号は次のように表示されます。

参照


COPY修飾値、利用者行番号、ソースファイル内相対番号の詳細については、以下を参照してください。

  • [Solaris][Solaris64][LinuxIPF]
    “NetCOBOL 使用手引書”の“3.1.7.4 ソースプログラムリスト”

  • [Linux64]
    “NetCOBOL ユーザーズガイド”の“B.4 ソースプログラムリスト”を参照してください。

メッセージ本文

エラーの内容を説明します。

メッセージ本文が“There is a mistake of the environment. Please refer to the documents that described about installation.”の場合、翻訳時の環境設定に問題があります。インストールガイドを確認して正しく環境設定してください。

なお、メッセージ番号が出力されている場合は、本書を参照してエラーの内容を確認することは可能です。