V10.4.0(List Works拡張パッケージ)では、以下の機能を追加しました。
新OS対応
Oracleデータベースサポート
空白文字のサポート
帳票のマスキング対応
シフトJIS外字のイメージ文字登録サポート
PDF変換機能の機能改善
Webクライアントの一覧におけるソートの改善
Webクライアントの検索機能強化
帳票登録後の出口機能のサポート
List Creator帳票の表示時における、表示範囲の設定
サーバ機能APIのサポート
フォルダの共有運用のサポート
また、Windows版およびSolaris版で提供している、以下の機能を追加しました。
保管フォルダ数の拡大
NetCOBOL/MeFt帳票のUTF-32対応
64ビット版NetCOBOLの動作保証
帳票に設定されている印刷属性の表示
IPv6対応
ホスト名の拡張
リスト管理サーバ操作/運用性改善
Webゲートウェイサーバの改善
クライアント機能の操作性改善
ActiveXコントロールのローカルインストール
パスワードの拡張
ローカル印刷時のプリンタ情報の改善
Webクライアントの改善
タブレットで帳票を参照するサンプルの提供
新OS対応
新OS対応として、以下に対応しました。
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
Windows Server 2012
Windows 8、Windows 8.1
Oracleデータベースサポート
Symfowareデータベースに加え、Oracleデータベースをサポートします。
空白文字のサポート
以下の機能で、List Creator帳票の印刷データ内にある空白文字を、文字として扱えるようになりました。
印刷データを検索するときの検索条件に、空白文字を扱えるようになりました。
CSV形式/Text形式へデータ変換したときに、空白文字を詰めずに、そのまま出力できるようになりました。
帳票のマスキング対応
帳票内の名前や住所などの特定した情報をマスキングして、帳票を抽出できるようになりました。
例えば、トラブル対応を目的に、トラブルが発生した帳票を調査用のサーバに移して、再現テストなどの調査を行えます。
シフトJIS外字のイメージ文字登録サポート
帳票の印刷データ内にある文字で、文字コードがシフトJISの外字領域にある外字を、イメージデータ(ビットマップ)で扱うことができるようになりました。
PDF変換機能の機能改善
以下の機能改善を行いました。
Webクライアントで、指定した帳票をPDF形式で保存する場合、保存するPDFファイルに「文書を開く」パスワードを設定できるようになりました。
List Works帳票で使用しているフォントをそのまま使用して、PDFファイルを生成できるようになりました。
Webクライアントの一覧におけるソートの改善
帳票一覧および検索結果一覧のソート条件に、第2~第5のソート条件を追加しました。
Webクライアントの検索機能強化
Webクライアントの検索機能で、機能追加を行いました。
List Creator帳票の印刷データ内にある空文字列を、検索できるようになりました。
検索条件をList Worksサーバに保存できるようになりました。リスト管理サーバにログインするユーザごと、または全ユーザ共通の検索条件として保存できます。また、ユーザ間で検索条件の共有も可能になりました。
列の範囲名を、検索する対象範囲にするかどうかを明示的に設定できるようになりました。
検索する対象範囲として、設定されている抜き出し検索範囲を検索できます。印刷データ内の対象範囲を限定できるため、必要な帳票をより的確に検索できます。
帳票の可変情報データの検索の検索結果を、検索対象の帳票と同じレイアウトで表示/印刷できます。
帳票登録後の出口機能のサポート
List Worksに帳票が登録された後に、その帳票の情報を使用して任意の処理を行うための出口機能をサポートしました。
List Creator帳票の表示時における、表示範囲の設定
List Creator帳票を定型用紙(A3、A4など)で登録したとき、List Worksで帳票を表示するサイズに「用紙サイズの全体」を設定できるようになりました。
サーバ機能APIのサポート
サーバ機能APIをサポートしました。
フォルダの共有運用のサポート
フォルダの共有運用をサポートしました。
保管フォルダ数の拡大
リストナビからリスト管理サーバ接続時の保管フォルダの取得方法の設定を追加したことにより、保管フォルダ数の限界値を5000フォルダから500,000フォルダに拡大しました。
本設定はList Works V10.3.0以降のList Works クライアント、Web連携機能およびリスト管理サーバ機能が連携して実現しています。このため、本設定を使用して運用する場合は、すべてのList WorksクライアントとWeb連携機能をV10.3.0以降にバージョンアップする必要があります。
詳細については、“解説書”を参照してください。
NetCOBOL/MeFt帳票のUTF-32対応
NetCOBOL/MeFt帳票の印刷データにつき、UTF-32を動作保証しました。
64ビット版NetCOBOLの動作保証
64ビット版のNetCOBOLを動作保証しました。
動作保証するバージョンレベルについては、“インストールガイド”を参照してください。
帳票に設定されている印刷属性の表示
List WorksクライアントおよびWebクライアントにおいて、帳票に設定されている印刷属性を、帳票のプロパティで表示できます。
IPv6対応
IPv6通信が可能になりました。
以下のコンポーネント間で、IPv6通信ができます。
リスト管理サーバ(帳票仕分け管理も含む)(注)
Web連携(Webゲートウェイサーバ(注)、Webクライアント)
帳票データ転送アダプタ(データ転送コネクタ)
List Worksクライアント
注:リスト管理サーバおよびWebゲートウェイサーバは、IPv4/IPv6デュアルスタック環境で運用してください。(IPv6のみの環境には、対応していません。)
詳細については、“設計・運用ガイド”を参照してください。
ホスト名の拡張
List Worksで指定できるホスト名を半角64文字までに拡張しました。
リスト管理サーバ操作/運用性改善
以下の機能の改善を行います。
Webクライアントからの帳票一覧要求時に、帳票毎のアクセス権を取得するかどうかを指定できるようにしました。
削除スレッドの起動方法に関する設定を指定できるようにしました。
Web連携の「帳票を検索」において、帳票検索を中断する時間(10分)、中断する件数(1000件)を変更できるようにしました。
Webゲートウェイサーバの改善
以下の機能の改善を行います。
Web連携のアクセスログに、「コンテナ番号」と「セションID」情報を出力するようにしました。
以下のWeb連携機能APIを追加しました。
ListGatewayのgetListPrintPropertiesNameメソッド
ListGatewayのsetListPrintPropertiesNameメソッド
ListPrintのfindResultメソッド
ListPrintのselectメソッド
ListPrintのsetPrinterメソッド
クライアント機能の操作性改善
List Worksクライアントにおいて、以下の機能の改善を行います。
検索結果(表形式)の一覧の表示形式などの値を保存して、次回リストビューアを起動したときに値が有効になるようにしました。
Webクライアントにおいて、以下の機能の改善を行います。
帳票の検索において、帳票名、コメント、作成者名、備考1~4の検索条件に対して、「部分的に一致する」に加え、「完全に一致する」と「前方から一致する」を追加しました。
帳票の検索において、入力する検索条件を必須とするかどうかを指定できるようにしました。
検索結果一覧から帳票を削除できるようにしました。
帳票一覧からの印刷画面から印刷した後にウィンドウを前面に移動するかどうかを指定できるようにしました。
検索結果(表形式)の一覧の表示形式などの初期値を指定できるようにしました。
List Worksクライアント、Webクライアントにおいて、以下の機能の改善を行います。
用紙の余白、用紙の影の長さ、および枠線を表示するかどうかを指定できるようにしました。
データ変換したCSVファイルをMicrosoft Excelで表示したときに、数値がゼロサプレスされずに表示できる指定を追加しました。
ActiveXコントロールのローカルインストール
Webクライアントが使用するActiveXコントロールを、インストーラでインストール・アンインストールをできるようになりました。
パスワードの拡張
List Worksで使用するパスワードが14バイトから255バイトに拡張されました。ただし以下の機能におけるパスワードは拡張されません。
【リスト管理サーバ環境設定】 の「データベース」タブ
クライアントでのローカル印刷時の機能改善
List Worksクライアント/Webクライアントのローカル印刷において、以下を機能改善しました。
リストビューア/Webクライアントの帳票表示画面のページ設定で、印刷ダイアログの印刷範囲の初期値を指定できるようにしました。
常にOSの「通常使用するプリンタ」をList Worksの初期値とすることができるようになりました。
画面でプリンタを切り替えた際、プリンタの情報/印刷属性を引き継げるようになりました。
Webクライアントの改善
Webクライアントにおいて、以下を機能改善しました。
表示条件の設定と帳票の検索において、帳票の管理情報の「備考」を使用できるようになりました。
帳票の検索において、帳票名、コメント、作成者名、備考1~4の検索条件に対して、「部分的に一致する」に加え、「完全に一致する」と「前方から一致する」を追加しました。
帳票の検索において、入力する検索条件を必須とするかどうかを指定できるようにしました。
検索結果一覧から帳票を削除できるようにしました。
帳票一覧からの印刷画面から印刷した後にウィンドウを前面に移動するかどうかを指定できるようにしました。
検索結果(表形式)の一覧の表示形式などの初期値を指定できるようにしました。
タブレットで帳票を参照するサンプルの提供
タブレットから、帳票をPDF形式で参照するサンプルを提供します。
サポートする端末、OS、Webブラウザなどの詳細については、以下のURLを参照してください。
http://software.fujitsu.com/jp/systemrequirements/smartdevice/listworks/
V10.4.0(List Works拡張パッケージ)では、以下の機能を廃止しました。
Windows Server 2003およびWindows XPのサポート打ち切り
以下のOSのサポートを打ち切りました。
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Edition
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional x64 Edition
Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition
Interstage Application ServerおよびSymfoware同梱の取りやめ
Interstage Application ServerおよびSymfowareの製品と同等のパッケージを、本製品媒体に同梱していましたが、取りやめました。本製品内で、同等の機能となる、List Works基盤機能およびデータベース機能を提供しています。