V9.0.1では、以下の機能を追加しました。
Windows Server 2008対応
64ビットOSの対応
リモート印刷に使用するプリンタのプリントプロセッサの追加
電子保存装置の追加
Web連携機能の動作保証
ActiveXコントロールのローカルインストール
パスワードの拡張
PDF変換時のページ制限値の改善
リストクリーナーサーバの上限値の改善
帳票登録時のPDF変換におけるPDFファイル名の改善
分散印刷運用(FNA通信形態)におけるオーバレイ履歴管理の改善
富士通ホスト帳票に使用できるオーバレイの追加
オーバレイ履歴管理における帳票項目ファイルの扱いの改善
ローカル印刷時のプリンタ情報の改善
Webクライアントの改善
仕分け機能の改善
保管データベースの変更
メッセージ改善
保守情報収集ツールの改善
追加した機能の詳細を以下に示します。
Windows Server 2008対応
List Worksにおいて、Windows Server 2008における動作を保証します。
ただしWindows Server 2008では、List Worksプリンタドライバを使用することはできません。
64ビットOSの対応
Windows Server 2003(x64)、Windows Server 2008(x64)における動作を保証します。
リモート印刷に使用するプリンタのプリントプロセッサの追加
Windows Server 2008において、プリンタのプリントプロセッサに、[帳票管理]出力用ではなくWinPrintを使用します。List WorksはWOW64モードで動作します。
電子保存装置の追加
オープン帳票登録に使用する電子保存装置に、従来の仮想プリンタに加え、データ転送コネクタを追加しました。
Web連携機能の動作保証
Web連携機能において、以下を動作保証しました。
Interstage Application Server V9
IIS 7.0
ActiveXコントロールのローカルインストール
Webクライアントが使用するActiveXコントロールを、インストーラでインストール・アンインストールをできるようになりました。
パスワードの拡張
List Worksで使用するパスワードが14バイトから255バイトに拡張されました。ただし以下の機能におけるパスワードは拡張されません。
【リスト管理サーバ環境設定】 の「データベース」タブ
ファイリングを実行するユーザのパスワード(ハードディスク/MO以外)
PDF変換時のページ制限値の改善
帳票をPDF変換する場合の上限を、1000ページから8000ページに拡大しました。
リストクリーナーサーバの上限値の改善
リストクリーナ-サーバで1度に削除できる帳票数を10,000から100,000に拡大します。また、削除対象の帳票が100,000を超えた場合は、100,000帳票までを削除し、リストクリーナ-サーバを再度実行することで、残りの帳票を削除できるようにします。
帳票登録時のPDF変換におけるPDFファイル名の改善
帳票の登録時にPDF変換を行う際、変換後のPDFファイル名に帳票の管理情報(帳票名など)を使用できるようになりました。
分散印刷運用(FNA通信形態)におけるオーバレイ履歴管理の改善
HOSTPRINTが資源管理するオーバレイ(KOL1)は日付のみで履歴が管理されていましたが、オーバレイの作成日時(日付時分)で管理できるようになりました。
富士通ホスト帳票に使用できるオーバレイの追加
富士通ホスト帳票にベクトルオーバレイ(KOL6)が使用できるようになりました。
オーバレイ履歴管理における帳票項目ファイルの扱いの改善
オーバレイの履歴管理を行う際、一世代前のオーバレイに付加されている帳票項目ファイルを引き継げるようになりました。
ローカル印刷時のプリンタ情報の改善
List Worksクライアント/Webクライアントのローカル印刷において、以下の機能改善を行います。
常にOSの「通常使用するプリンタ」をList Worksの初期値とすることができるようになりました。
画面でプリンタを切り替えた際、プリンタの情報/印刷属性を引き継げるようになりました。
Webクライアントの改善
以下の機能追加を行います。
表示条件の設定と帳票の検索において、帳票の管理情報の「備考」を使用できるようになりました
保管フォルダの一覧のソートを、保管フォルダ名に加え、作成日時でできるようになりました。
Web連携機能API(dataConvert)において、同一のファイル名が存在した場合、既存のファイルを上書きするかどうかのダイアログボックスを表示します。
仕分け機能の改善
以下の機能追加を行います。
仕分け条件式に「NOT条件」「ELSE/NELSE」を追加します。
オープン帳票の仕分けにおいて、テストモードを追加します。
ダンプ出力時のファイル名を改善します。
印刷データがUnicodeの場合に仕分けができるようになりました。
保管データベースの変更
以下の機能変更を行います。
保管データベースの構築スクリプト、Database見積もりツールの変更
バックアップ・リカバリ
移行
保管データベースの容量監視・拡張
メッセージ改善
エラーの考えられる原因および対処方法を明確にして、利用者が対処できるように改善しました。
リスト管理サーバが出力するイベントログ
List Worksクライアント、Webクライアントが出力するメッセージ
環境設定ツール(List Worksクライアント環境設定、List Works Web連携環境設定、リスト管理サーバ環境設定、データ転送アダプタ環境設定)が出力するメッセージ
仕分けのログに出力するメッセージ
仕分け定義ファイル適用コマンドが出力するメッセージ
マイコンピュータのファイリングのログ
ログ分析ツールが出力するメッセージ
保守情報収集ツールの改善
以下の機能追加を行います。
保守情報収集ツールで採取されたデータを、再圧縮することができるようになりました。