V10.2.0では、以下の機能を追加しました。
新OS対応
IPv6対応
ホスト名の拡張
グループ名の拡張
データベースの動作保証
Interstage Application Serverの動作保証
IISの動作保証
帳票印刷配信機能の利便性向上
追加した機能の詳細を以下に示します。
新OS対応
新OS対応として、以下に対応しました。
Windows Server 2012
Windows 8
IPv6対応
帳票保管活用機能において、IPv6通信が可能になりました。
以下のコンポーネント間で、IPv6通信ができます。
リスト管理サーバ(帳票仕分け管理も含む)(注)
Web連携(Webゲートウェイサーバ(注)、Webクライアント)
帳票データ転送アダプタ(データ転送コネクタ)
List Worksクライアント
注:リスト管理サーバおよびWebゲートウェイサーバは、IPv4/IPv6デュアルスタック環境で運用してください。(IPv6のみの環境には、対応していません。)
詳細については、“運用手引書”を参照してください。
ホスト名の拡張
List Worksで指定できるホスト名を半角64文字までに拡張しました。
グループ名の拡張
List Worksで使用するグループ名が26バイトから255バイトに拡張しました。
ただし帳票情報におけるグループ名は拡張されません。
データベースの動作保証
Symfoware Server V11.0.0の動作を保証しました。
Interstage Application Serverの動作保証
Web連携機能において、以下を動作保証しました。
Interstage Application Server V9.3.0
Interstage Application Server V10.0.0
Interstage Application Server V10.1.0
Interstage Application Server V11.0.0
IISの動作保証
IIS 8.0の動作を保証しました。
帳票印刷配信機能の利便性向上
帳票印刷配信機能の利便性向上として、以下に対応しました。
帳票登録時における配信出力先の指定および出力動作モードの指定を可能とする
印刷ジョブ操作コマンド(一覧表示、削除、用紙交換の応答、配信出力先の変更)を提供する
帳票操作コマンドで、登録日から指定以上の日数が経過した帳票状態を変更可能とする
配信フォルダ、配信フォルダ配下の帳票、配信出力先、および配信出力先配下の印刷ジョブのアクセス制御を可能とする
配信操作画面をカスタマイズする機能を提供する
配信操作画面のAPI
配信フォルダと配信出力先の絞込み
セションの有効時間のカスタマイズ
出力指示画面において、はじめて、または最後に印刷が完了した日時を表示可能とする
出力指示画面において、帳票の備考1~16を変更可能とする