データベースサーバのOSの起動・停止に合わせて、インスタンスを自動的に起動・停止することができます。
以下に示す手順に従って、インスタンスの自動起動・停止の設定を行ってください。
なお、フェイルオーバ運用においてインスタンスを動作させる場合は、クラスタシステムが起動停止を制御するので、本機能を使用しないでください。また、データベース多重化運用を行う場合には、“クラスタ運用ガイド”の“多重化したインスタンスとMirroring Controllerの自動起動・停止の設定”を参照してください。
WebAdminでインスタンスを作成した場合
WebAdminでインスタンスの作成を行うと、Windowsサービスにインスタンスを登録して、自動起動停止の設定が行われます。
インスタンスの自動起動停止を変更する場合は、Windowsのサービス画面で、該当するインスタンスのサービスを選択し、“スタートアップの種類”を“自動”または“手動”に変更してください。
initdbコマンドでインスタンスを作成した場合
サービスのスタートアップの種類が“手動”になっている場合は、“自動”に変更します。“自動”に設定することで、Windows(R)システムを起動すると自動的に起動され、Windows(R)システムをシャットダウンすると自動的に停止されます。
注意
“Administrator”権限のあるユーザで行ってください。
以下の手順でサービスを切り替えてください。
[サービス]ウィンドウを表示する
Windowsの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。
スタートアップを切り替える
FUJITSU Enterprise Postgresのサービス名を選択し、[プロパティ]ダイアログを表示して、スタートアップの種類を[手動]から[自動]に切り替えます。
sc configコマンドにより、以上の設定を変更することもできます。