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PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.5 導入運用手引書
FUJITSU Software

1.1.4 待機ノードでのクライアント運用

クラスタ構成ノードのうち、待機ノードのクラスタアプリケーションは Standby 状態となり、NetWorker クライアントの運用を行います。これにより、待機ノードのローカルディスク上のデータをバックアップできます。

待機ノードではクライアント監視を行います。待機ノードの NetWorker クライアントが異常終了した場合は、NetWorker リソースが Faulted 状態となります。NetWorker リソースの Faulted 状態をクリアすることにより、待機ノードでの NetWorker クライアントの運用を再開できます。

また、待機ノードで誤って NetWorker サーバを起動した場合は、ディテクタは異常とみなして RMS に異常を通知し、そのノードの NetWorker リソースを含むクラスタアプリケーションは Faulted 状態になります。