ソフトウェアの削除手順を以降に説明します。
sdxinfo -Iコマンドを実行し、I/O応答時間保証機能が有効なクラスが存在するか確認します。
MODEフィールドがonのクラスがI/O応答時間保証機能が有効なクラスです。
# sdxinfo -I <Return> CLASS MODE TIME PANIC ------- ---- ---- ----- <class> off * * <class> on 77 on
I/O応答時間保証機能が有効なクラスが存在する場合は、sdxattr -Cコマンドを使用して、I/O応答時間保証機能を無効にしてください。
# sdxattr -C -c <class> -a iotimeout=off <Return>
対象システムにログインし、rootユーザになります。
$ su <Return> Password:password <Return>
シングルユーザモードに移行します。
# shutdown now <Return>
現在のデフォルトターゲットの確認を行います。
注意
デフォルトターゲット(以下の例では『multi-user.target』)は、環境によって異なります。
後でデフォルトターゲットを戻すため、現在のデフォルトターゲットを記録しておいてください。
# systemctl get-default <Return>
multi-user.target
シングルユーザモードにするために、デフォルトターゲットの変更を行います。
# systemctl set-default rescue.target <Return>
システムの再起動を行います。
# shutdown -r now <Return>
rpm(8)コマンドを実行し、パッケージを削除してください。
# rpm -e FJSVsdx-iom <Return>
shutdown(8)コマンドを実行して、システムをリブートしてください。
# shutdown -r now <Return>
マルチユーザモードにするために、デフォルトターゲットの変更を行います。
# systemctl set-default multi-user.target <Return>
システムの再起動を行います。
# shutdown -r now <Return>