GFS 共用ファイルシステムの運用状態は、sfcrscinfo(8) で確認することができます。
マウント、アンマウント、ファイルシステム構成変更は、この表示を確認して、実施してください。
以下に、sfcrscinfo(8) でのファイルシステム運用状態の確認方法を示します。
# sfcrscinfo -am <Enter> /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01: FSID MDS/AC STATE S-STATE RID-1 RID-2 RID-N hostname 2 MDS(P) run - 0 0 0 mikan 2 AC run - 0 0 0 mikan 2 MDS(S) wait - 0 0 0 karin 2 AC run - 0 0 0 karin |
sfcrscinfo(8) の出力の意味を以下に示します。
MDS/AC 欄
MDS(P): 定義上のプライマリ MDS
MDS(S): 定義上のセカンダリ MDS
AC : ファイルシステムをマウントするノード
STATE/S-STATE 欄 (MDS の場合)
run - : プライマリ MDS として動作中
wait - : セカンダリ MDS としてプライマリ MDS のダウンリカバリの待機中
stop - : MDS 停止状態
none - : MDS 起動対象外
S-STATE が“-”以外の場合は状態遷移中
STATE/S-STATE 欄 (AC の場合)
run - : マウント状態
stop - : アンマウント状態
S-STATE が“-”以外の場合は状態遷移中
参照
sfcrscinfo(8) のオプションの詳細については、本書の sfcrscinfo(8) を参照してください。