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PRIMECLUSTER Enterprise Edition4.5A10 インストールガイド
FUJITSU Software

2.1.1 ソフトウェア環境

  1. 前提基本ソフトウェア

    本ソフトウェアを使用する場合、以下の基本ソフトウェアが必要です。

    注意

    FUJITSU Cloud Service K5環境で、クラスタシステムを構築する場合は、オペレーティングシステムを、Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)にしてください。

    • PRIMERGYを使用する場合

      項番

      基本ソフトウェア名

      Kernel

      Errata

      1

      Red Hat Enterprise Linux 6.4 (for Intel64) DLIB/ACP CU13031/PTF U13031

      kernel-2.6.32-358.6.1.el6以降をサポート

      RHSA-2013:0744-1以降 (*1)

      2

      Red Hat Enterprise Linux 6.5 (for Intel64) DLIB/ACP CU13121/PTF U13121

      kernel-2.6.32-431.17.1.el6以降をサポート

      RHSA-2014:0475以降 (*1)

      3

      Red Hat Enterprise Linux 6.6 (for Intel64) DLIB/ACP CU14101/PTF U14101

      kernel-2.6.32-504.1.3.el6以降をサポート

      RHSA-2014:1843-1以降 (*1)

      4

      Red Hat Enterprise Linux 6.7 (for Intel64) DLIB/ACP CU15071/PTF U15071

      kernel-2.6.32-573.el6以降をサポート

      RHBA-2015:1827-1以降 (*2)

      5

      Red Hat Enterprise Linux 6.8 (for Intel64) DLIB/ACP CU16051/PTF U16051

      kernel-2.6.32-642.el6以降をサポート


      6

      Red Hat Enterprise Linux 6.9 (for Intel64) DLIB/ACP CU17031/PTF U17031

      kernel-2.6.32-696.el6以降をサポート

      RHBA-2017:0894-1以降(*3)

      7

      Red Hat Enterprise Linux 7.2 (for Intel64) DLIB/PTF U15111

      kernel-3.10.0-327.el7以降をサポート

      8

      Red Hat Enterprise Linux 7.3 (for Intel64) DLIB/PTF U16111

      kernel-3.10.0-514.el7以降をサポート

      9

      Red Hat Enterprise Linux 7.4 (for Intel64) DLIB/PTF U17081

      kernel-3.10.0-693.el7以降をサポート

      (*1) 本ソフトウェアをインストールする全てのOSに適用してください。

      (*2) Global Link Services(以降、GLS)の仮想NIC方式でbondingインタフェースを束ねる場合、OSに適用してください。

      (*3) Global File Services(以降、GFS)共用ファイルシステムを使用する場合、本ソフトウェアをインストールするすべてのOSに適用してください。

    • PRIMEQUESTを使用する場合

      項番

      基本ソフトウェア名

      Kernel

      Errata

      1

      Red Hat Enterprise Linux 6.4 (for Intel64) DLIB/ACP CU13031/PTF U13031

      kernel-2.6.32-358.6.1.el6以降をサポート

      RHSA-2013:0744-1以降 (*1)

      2

      Red Hat Enterprise Linux 6.5 (for Intel64) DLIB/ACP CU13121/PTF U13121

      kernel-2.6.32-431.17.1.el6以降をサポート

      RHSA-2014:0475以降 (*1)

      3

      Red Hat Enterprise Linux 6.6 (for Intel64) DLIB/ACP CU14101/PTF U14101

      kernel-2.6.32-504.el6以降をサポート


      4

      Red Hat Enterprise Linux 6.7 (for Intel64) DLIB/ACP CU15071/PTF U15071

      kernel-2.6.32-573.el6以降をサポート

      RHBA-2015:1827-1以降 (*2)

      5

      Red Hat Enterprise Linux 6.8 (for Intel64) DLIB/ACP CU16051/PTF U16051

      kernel-2.6.32-642.el6以降をサポート


      6

      Red Hat Enterprise Linux 6.9 (for Intel64) DLIB/ACP CU17031/PTF U17031

      kernel-2.6.32-696.el6以降をサポート

      RHBA-2017:0894-1以降(*3)

      7

      Red Hat Enterprise Linux 7.2 (for Intel64) DLIB/PTF U15111

      kernel-3.10.0-327.el7以降をサポート

      8

      Red Hat Enterprise Linux 7.3 (for Intel64) DLIB/PTF U16111

      kernel-3.10.0-514.el7以降をサポート

      9

      Red Hat Enterprise Linux 7.4 (for Intel64) DLIB/PTF U17081

      kernel-3.10.0-693.el7以降をサポート

      (*1) 本ソフトウェアをインストールする全てのOSに適用してください。

      (*2) GLSの仮想NIC方式でbondingインタフェースを束ねる場合、OSに適用してください。

      (*3) GFS共用ファイルシステムを使用する場合、本ソフトウェアをインストールするすべてのOSに適用してください。

    本体処理装置がサポートするカーネルバージョンについては下記ホームページを参照してください。

    http://software.fujitsu.com/jp/linux/

    本ソフトウェアは、上記基本ソフトウェア上で動作する場合、OSを最低限のオプションでインストールしたパッケージの他に追加で必要なパッケージがあります。追加が必要なパッケージについては、「付録C.インストールが必要なOSパッケージ」を参照してください。

    注意

    Global Disk Services(以降、GDS)を使用してシステムディスクをミラーリングする場合、UEFIモードでOSをインストールする必要があります。
    OSのインストールは、ServerView Installation Manager (SVIM)で行います。OSをUEFIモードでインストールするには、V10.11.07以降かつ使用する環境でサポートされているバージョンのSVIMを使用してください。

  2. 必須ソフトウェア

    本ソフトウェアを使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。

    項番

    製品名

    パッケージ名

    バージョン

    備考

    1

    SCSIターゲットのデーモンおよびユーティリティプログラム

    scsi-target-utils


    Red Hat Enterprise Linux 6環境でGDSのサーバ間ミラーリング機能を使用する場合は必須。

    2

    SCSIコマンドセットを使用するデバイス用のユーティリティ

    sg3_utils

    Red Hat Enterprise Linux 6環境でGDSのサーバ間ミラーリング機能を使用する場合は必須

    3

    ストレージターゲットの管理用のシェル

    targetcli


    Red Hat Enterprise Linux 7環境でGDSのサーバ間ミラーリング機能を使用する場合は必須。

    GDS: Global Disk Services

    • PRIMEQUEST 2000 シリーズの物理環境の場合

      項番

      製品名

      パッケージ名

      バージョン

      備考

      1

      ServerView Mission Critical Option

      SVmco

      2.1.0以降

      MMB非同期監視機能を使用するためにインストールする必要があります。

      2

      HBA閉塞機能

      FJSVfefpcl

    • PRIMEQUEST 3000 シリーズの物理環境の場合

      項番

      製品名

      パッケージ名

      バージョン

      備考

      1

      HBA閉塞機能

      FJSVfefpcl

      iRMC非同期監視機能を使用するためにインストールする必要があります。

    • PRIMEQUEST 2000 シリーズのKVM環境の場合

      項番

      製品名

      パッケージ名

      バージョン

      備考

      1

      ServerView Mission Critical Option

      SVmco

      2.1.0以降

      管理OS異常切替機能を使用する場合、管理OSにインストールする必要があります。

      2

      HBA閉塞機能

      FJSVfefpcl

    • PRIMEQUEST 3000 シリーズのKVM環境の場合

      項番

      製品名

      パッケージ名

      バージョン

      備考

      1

      HBA閉塞機能

      FJSVfefpcl

      管理OS異常切替機能を使用する場合、管理OSにインストールする必要があります。

    • VMware環境の場合

      項番

      製品名

      パッケージ名

      バージョン

      備考

      1

      VMware vSphere


      5.5
      6.0
      6.5
      6.7


      2

      VMware
      vCenter Server

      5.5
      6.0
      6.5
      6.7

      VMware vCenter Server連携機能を使用する場合は必須

    • Red Hat OpenStack Platform環境の場合

      項番

      製品名

      パッケージ名

      バージョン

      備考

      1

      Red Hat OpenStack Platform

      10以降

      すべてのコンピュートノードのopenstack-selinuxパッケージの版数を0.8.13-1以降にしてください。
      RHBA-2018:0365以降に含まれています。

    • PC

      Web-Based Admin Viewおよびかんたん設計構築のクライアントとして使用します。(注)
      詳細は、「2.1.2 ハードウェア環境」の「3. 関連ハードウェア」を参照してください。

      [Web-Based Admin View]

      項番

      OS

      ブラウザ

      Java版数

      備考

      1

      Windows(R) 10

      Internet Explorer 11

      Microsoft Edge

      Java(TM) SE Runtime Environment 8 Update 131 以降(最新Update推奨)

      いずれかが必須。

      2

      Windows(R) 8.1

      Internet Explorer 11

      3

      Windows(R) 7

      4

      Windows Server(R) 2016

      5

      Windows Server(R) 2012 R2

      6

      Windows Server(R) 2012

      Internet Explorer 10

      • (注) FUJITSU Cloud Service K5 環境の場合は、Web-Based Admin Viewを使用するために上記の代わりに以下のソフトウェアが必要です。

        項番

        OS

        ブラウザ

        Java版数

        備考

        1

        Windows Server(R) 2012 R2

        Internet Explorer 11

        Java(TM) SE Runtime Environment 8 Update 131 以降(最新Update推奨)

        いずれかが必須。

        2

        Windows Server(R) 2012

        Internet Explorer 10

      [かんたん設計構築]

      項番

      OS

      備考

      1

      Windows(R) 10

      画面の解像度 1366×768ピクセル以上

      2

      Windows(R) 8.1

      3

      Windows(R) 7

  3. 排他ソフトウェア

    ありません。