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NetCOBOL V12.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

A.1.7 CONF翻訳オプション

COBOLの旧規格と新規格の間の非互換を指摘させる(CONF)か、させない(NOCONF)かを指定します。

CONFを指定すると、非互換項目は、Iレベルの診断メッセージで指摘されます。

項目

説明

規格の違いによるメッセージの出力の可否

規格の違いによるメッセージの出力の可否を指定します。

初期値では[指摘しない]が選択されます。

指摘する

COBOLの旧規格と新規格の間の非互換を指摘します。

指摘しない

COBOLの旧規格と新規格の間の非互換を指摘しません。

指摘する非互換

[規格の違いによるメッセージの出力の可否]に[指摘する]が指定された場合に選択できます。

初期値では[68]が選択されます。

68

'68 ANSI COBOLと'85 ANSI COBOLとで意味の解釈が異なる項目を指摘します。

翻訳オプションLANGLVL(85)を指定した場合にだけ意味を持ちます。

74

'74 ANSI COBOLと'85 ANSI COBOLとで意味の解釈が異なる項目を指摘します。

翻訳オプションLANGLVL(85)を指定した場合にだけ意味を持ちます。

OBS

廃要素である言語仕様および機能を指摘します。

ポイント

CONFは、従来の規格に従って作成したプログラムを、'85 ANSI COBOLの規格に従うように変更する場合に有効です。