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NetCOBOL V12.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.1 キーワードの強調表示

色およびフォントスタイル(太字)を使用して、キーワードを強調表示します。
以下の項目について、強調色が設定できます。

表5.1 強調色を設定できる項目

項目

説明

行コメント

標識領域に"*"または"/"がある場合、その行全体が行コメントとみなされます。また、標識領域に"D"または"d"がある行は、WITH DEBUGGING MODE句の有無にかかわらず、表示上は行コメントとしてみなされます。

行内コメント

文中に"*>"が存在する場合、その位置から行末までが行内コメントとみなされます。

予約語

予約語の一覧はCOBOLのバージョン単位に定義されます。予約語については、“NetCOBOL文法書”を参照してください。
大文字、小文字の区別はありません。

表意定数

表意定数の一覧は次のとおりです。
SPACE、SPACES、ZERO、ZEROS、ZEROES、HIGH-VALUE、HIGH-VALUES、LOW-VALUE、LOW-VALUES、QUOTE、QUOTES、ALL
大文字、小文字の区別はありません。

特殊レジスタ

特殊レジスタの一覧は次のとおりです。
LINAGE-COUNTER、PROGRAM-STATUS、RETURN-CODE、SORT-STATUS、EDIT-MODE、EDIT-OPTION、EDIT-OPTION2、EDIT-OPTION3、EDIT-COLOR、EDIT-STATUS、EDIT-CURSOR、LINE-COUNTER、PAGE-COUNTER、SORT-CORE-SIZE
大文字、小文字の区別はありません。

文字列

文字列は以下の形式で定義されます。

" "、B" "、X" "、N" "、NC" "、NX" "
大文字、小文字の区別はありません。
一重引用符または二重引用符のどちらを使用してもかまいません。

強調色の設定を表示する

以下の手順で強調色の設定を表示することができます。

  1. メニューバーから[ウィンドウ(W)] > [設定(P)]を選択します。

    → [設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 左のペインから[COBOL] > [エディター]を選択します。

    → [エディター]ページが表示されます。

  3. [色(C)]タブを選択します。

    → [項目]、[色]、[太字]および[プレビュー]領域が表示されます。

  4. [項目]の各要素を選択すると、その要素に設定されている[色]、[太字]にスタイルが表示されます。[プレビュー]には現在の設定内容が表示されます。

注意

デフォルトで予約語は太字、他のすべての項目は通常スタイルで表示されます。

強調色の設定を変更する

以下の手順で強調色の設定を変更することができます。

  1. [項目]から表示色を変更したい要素を選択し、[色]ボタンをクリックします。

    → [色の設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [基本色]パレットから適用したい色を選択します。また、[色の作成]を選択して色を作成することもできます。

  3. 選択した色を適用してダイアログボックスを閉じる場合、[OK]ボタンをクリックします。選択した色を適用しないで閉じる場合は、[キャンセル]ボタンをクリックします。

    → 適用した色が[プレビュー]領域に反映されます。

  4. テキストを太字で表示する場合は[太字]を選択します。

注意

Eclipseの外観のルック&フィール(*)を、「ダーク」以外から「ダーク」または「ダーク」から「ダーク」以外に変更した場合、COBOLエディターの色はテーマに適したデフォルトの色に自動的に変更されます。


*: Eclipseの外観のルック&フィールは以下の手順で変更することができます。

  1. メニューバーから[ウィンドウ(W)] > [設定(P)]を選択します。
    → [設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 左のペインから[一般] > [外観]を選択します。
    → [外観]ページが表示されます。

  3. [テーマを使用可能にする(N) (再始動が必須)] をチェックします。

  4. [ルック&フィール(T)]をドロップダウンリストから選択します。

  5. [OK]ボタンをクリックして[設定]ダイアログボックスを閉じます。