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NetCOBOL V12.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.6.1 [問題]ビューの役割

[問題]ビューにはエラーメッセージおよび警告メッセージなど翻訳時に発生した問題が表示されます。[問題]ビューに表示されるメッセージは、対応するCOBOLソースファイルまたはプロジェクトと関連付けられます。COBOLコンパイラのエラーおよび警告メッセージは、対応するCOBOLソースファイルおよび行番号とともに表示されます。

[問題]ビューには以下の情報が表示されます。

表3.10 [問題]ビュー

項目

説明

重大度

重大度(エラー、警告、情報)を表すアイコンを表示します。

説明

問題の説明を表示します。

リソース

問題に関連するリソース名を表示します。グローバル問題の場合はプロジェクト名が表示されます。

パス

問題に関連するリソースが存在するフォルダ名を表示します。

ロケーション

問題に関連するファイルで、問題の行番号を表示します(関連ファイルがある場合)。

問題の種別を表示します。

3.6.1.1 [問題]ビューを使用してエラー位置を特定する

プロジェクトのビルド中にエラーが発生した場合、[問題]ビューに問題が表示されます。その問題箇所を以下の手順で特定することができます。

  1. 以下のように問題が示されます。

    • [問題]ビューの一覧に問題が表示される

    • 問題のある箇所を示すマーカがエディターの該当する行に表示される

  2. [問題]ビューでエラーをダブルクリックするか、問題を選択してコンテキストメニューから[ジャンプ]を選択します。

    → 問題が検出されたファイルがエディター領域で開き、該当箇所が強調表示されます。

  3. エディターで問題を修正し、プロジェクトをビルドします。

    → [問題]ビューに示された問題が消えます。

注意

[問題]ビューの項目[パス]にフォルダ名が表示されていない場合、コンテキストメニューから[ジャンプ]を選択してもエラー位置を特定することはできません。プロジェクト外の登録集に翻訳エラーがある場合、これに該当します。