「依存関係の解析」は、COBOLソースファイルが参照している以下のファイルを「依存関係ファイル」に追加するためのメニューコマンドです。
登録集ファイル
画面帳票定義体ファイル
「依存関係の解析」は、以下のどちらかのタイミングで実行してください。
COBOLソースファイルにCOPY文を追加または削除した場合
修正したCOBOLソースファイルを対象にして、「依存関係の解析」を実行してください。
[依存]ビューで、修正したCOBOLソースファイルを選択します。
コンテキストメニューから[依存関係の解析] > [すべて]を選択します。
ワークスペースに対して以下を行った場合
ワークスペースに登録集ファイル用のプロジェクト(COBOLプロジェクトまたはCOBOLリソースプロジェクト)を追加または削除した場合
登録集ファイル用のプロジェクト(COBOLプロジェクトまたはCOBOLリソースプロジェクト)に、依存関係ファイルを追加または削除した場合
翻訳オプション設定において、どれかを変更した場合
翻訳プションLIBに指定した登録集ファイルの格納先フォルダ
翻訳オプションFORMLIBに指定した定義体ファイルの格納先フォルダ
翻訳オプションREPINまたは翻訳オプションREPに指定したリポジトリファイルの格納先フォルダ
これらの場合、ワークスペース内の依存関係が発生するプロジェクトに対して、「依存関係の解析」を実行してください。
[依存]ビューで、COBOLプロジェクトを選択します。
コンテキストメニューから[依存関係の解析] > [すべて]を選択します。
ポイント
「依存関係の解析」を行うと以下のメリットがあります。
依存関係ファイルを「依存関係フォルダ」に自動的に追加できる。
依存関係ファイルを、参照元のCOBOLソースファイルが登録されているCOBOLプロジェクトから操作(更新、保存)ができる。
注意
依存関係ファイルとして追加される画面帳票定義体は、FORMまたはPowerFORMで更新可能な定義体となります。UTF-32用定義体変換コマンドで生成したUTF-32用の帳票定義体(.SMU/.PMU)は、「依存関係の解析」の対象になりません。
UTF-32用の画面帳票定義体(.SMU/.PMU)は、依存関係ファイルには追加できません。