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NetCOBOL V12.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

1.3.1 NetCOBOL Studioの起動

NetCOBOL Studioを起動するには、 [スタート] > お使いのNetCOBOL製品名 > [NetCOBOL Studio(x64) - Eclipse 4.6基盤]を選択します。


NetCOBOL Studioが起動されると、起動ダイアログボックスが表示されます。

この起動ダイアログボックスは、[動作環境の設定]ダイアログボックスの[常に起動ダイアログを表示]チェックボックスがチェック状態の場合に表示されます。

表1.1 NetCOBOL Studio起動ダイアログボックス

項目

説明

[起動]ボタン

NetCOBOL Studioを起動します。

NetCOBOL Studioが利用するワークスペースのフォルダ名は、[起動]ボタンの上にマウスカーソルを移動して確認するか、[環境設定]ボタンをクリックし、一覧で選択されているフォルダ名を確認してください。

[環境設定]ボタン

NetCOBOL Studioの動作環境を設定します。

[環境設定]ボタンをクリックすると[動作環境の設定]ダイアログボックスが表示されます。ワークスペースフォルダの設定方法は、“C.2.1 ワークスペースの設定”を参照してください。その他の環境設定の詳細は、[動作環境の設定]ダイアログボックスのヘルプを参照してください。

[キャンセル]ボタン

NetCOBOL Studioを起動せず、起動ダイアログボックスを閉じます。

表1.2 [動作環境の設定]ダイアログボックス

項目

説明

ワークスペースフォルダ名

NetCOBOL Studioが利用するワークスペースのフォルダを選択します。

ここで選択したワークスペースフォルダをNetCOBOL Studioが利用します。

一覧に表示されているフォルダ名を変更する場合は、変更するフォルダ名を選択し、[F2]キーを押す、または、マウスの左ボタンをクリックして編集してください。フォルダ名を編集する場合、存在しないフォルダを指定すると新規にワークスペースフォルダを作成することができます。

ワークスペースフォルダ名としては、フォルダの名前として使用できない文字の他に、以下の文字を使用することはできません。

 "#", "%", ";"

[追加]ボタン

[追加]ボタンをクリックすると、[ワークスペースフォルダ名]一覧に既存のワークスペースのフォルダ名を追加できます。ここで表示されるダイアログボックスは、動作しているオペレーティングシステムやInternet Explorerのバージョンによって異なります。

[削除]ボタン

[削除]ボタンをクリックすると、[ワークスペースフォルダ名]一覧から選択中のワークスペースフォルダ名を削除できます。なお、一覧からワークスペースフォルダ名を削除しても、実際のフォルダは削除されません。不要なフォルダは、エクスプローラーなどを利用して削除してください。

起動オプション

NetCOBOL Studioの起動で利用するオプションを指定できます。

ここに指定するオプションは、利用するワークスペースの選択状態に関係なく、NetCOBOL Studioの起動時の共通なオプションとして利用されます。通常の起動では、オプションを指定する必要はありません。

指定可能なオプションとしては以下があります。

-clean

Eclipse基盤で使用されるキャッシュデータを削除します。プラグインを追加、更新、削除した場合は、このオプションを指定してNetCOBOL Studioを起動してください。

-nosplash

NetCOBOL Studioの起動時にスプラッシュスクリーンを表示しません。

-showlocation

NetCOBOL Studioのタイトルバーにワークスペース・パスを表示します。本オプションを指定しない場合は、ワークベンチ起動後に以下の操作によってワークスペース・パスを表示することができます。

  1. メニューバーから[ウィンドウ(W)] > [設定(P)]メニューを選択します。
    → [設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 左ペインから[一般] > [ワークスペース]を選択します。
    → [ワークスペース]ページが表示されます。

  3. [ウィンドウ・タイトルにワークスペース・パスを表示(P)]をチェックします。

  4. [OK]ボタンをクリックして設定ダイアログボックスを閉じます。

-vmargs JavaVMオプション

JavaVMに与えるオプションを指定します。

JavaVMのオプションとして、-Xmxオプション以外は指定しないでください。

NetCOBOL Studioでは、JavaVMのオプションとして-Xmx1024Mが指定されているものとして動作します。

それぞれのオプションの詳細については、NetCOBOL Studioのヘルプから「Workbench User Guide」の「Tasks」-「Running Eclipse」に記述されている「Eclipse Startup Parameters」を参照してください。

注)NetCOBOL Studioでは、上記以外のオプションは利用できません。

[常に起動ダイアログを表示] チェックボックス

起動ダイアログボックスを常に表示するには、[常に起動ダイアログを表示]チェックボックスをチェック状態にします。

起動ダイアログボックスを表示しないようにするには、[常に起動ダイアログを表示]チェックボックスを非チェック状態にしてください。

起動ダイアログボックスを非表示にしている状態で、起動ダイアログボックスを表示したい場合は、シフトキーを押下し続けながら、NetCOBOL Studioを起動してください。