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NetCOBOL V12.1 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

1.1.1 NetCOBOL主体のアプリケーション開発に用いる場合

NetCOBOL開発パッケージを通常インストールすることで、必要なコンポーネントがインストールされ、NetCOBOL Studioが利用可能になります。

互換性

Eclipseでは、ワークスペースの上位互換が保証されています。Eclipse 4.3以前の基盤のNetCOBOL Studioで作成したワークスペースをEclipse 4.6基盤のNetCOBOL Studioで開いた場合、ワークスペースはEclipse 4.6基盤のNetCOBOL Studio向けに自動で変換されます。

ただし、下方互換はありません。Eclipse 4.6基盤のNetCOBOL Studio向けに変換されたワークスペースは、Eclipse 4.3以前の基盤のNetCOBOL Studioでは開けません。


複数の開発者、開発マシンがワークスペースを共有して開発作業している場合、Eclipse基盤の版数を統一してください。例えば、開発拠点が分かれている場合や、社外にアウトソースしているような場合にも注意が必要です。混乱を防ぐためには、最新のNetCOBOL Studioで統一することをおすすめします。

参考

NetCOBOLのバージョン・レベルと提供されるNetCOBOL StudioのEclipse基盤の関係を以下に示します。

NetCOBOLのバージョン・レベル

Eclipse 3.2基盤のNetCOBOL Studio

Eclipse 3.4基盤のNetCOBOL Studio

Eclipse 4.3基盤のNetCOBOL Studio

Eclipse 4.6基盤のNetCOBOL Studio

NetCOBOL V10.2以前

NetCOBOL V10.3、V10.5

NetCOBOL V11.0.0

NetCOBOL V11.0.1

NetCOBOL V11.1.0

NetCOBOL V12.0.0

NetCOBOL V12.1.0

○:提供あり -:提供なし