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FUJITSU Software

4.5.4 円グラフ(Pie)の設定を更新する

円グラフ(Pie)の設定を更新します。

目的・背景

手順

  1. 更新対象の円グラフ(Pie)ウィジェットを表示します。
  2. ウィジェットの設定画面で以下を設定します。
    「例」に記載されているウィジェットの設定例も参考にしてください。
    Metrics
    グラフに表示するデータの集計方法を選択します。

    [Slice Size]を選択すると、詳細表示画面が表示されます。

    Aggregation

    データをどのような形式で表示するか設定します。

    Count

    データ数を表示します。

    Sum

    データの総和を表示します。集計対象の項目を[Field]で選択します。

    Top Hit

    上位N件のデータを集計して表示します。集計対象の項目を[Field]、集計方法を[Aggregate With]、集計するデータ数を[Size]、ソートに使うデータを[Sort On]、ソート順を[Order]で選択します。

    Unique Count

    重複を取り除いたデータ数を表示します。集計対象の項目を[Field]で選択します。

    Custom Label
    データのラベルとして表示したい文字列を設定します。ラベルの上限は32文字です。
    Buckets
    グラフに表示する対象データを選択します。

    なお、ウィジェット作成時に指定した運用データが[itsm.tickets]の場合、ITサービス管理のチケットデータの本文にキーワードを含むチケットの割合を可視化することができます。設定方法については、「例」の「ITサービス管理のチケットデータのキーワードを含むチケットの割合を可視化する場合の設定例」を参考にしてください。

    Split Chart

    円グラフを分割する設定を行います。設定する場合、Split Slicesよりも先に設定します。

    Split Slices

    円グラフの表示設定を行います。

    なお、[Aggregation][Terms]を指定する場合、以下を設定できます。

    Field
    表示するデータの集計対象項目を選択します。
    Order By
    表示するデータのソート方法を選択します。
    Order
    表示するデータをソートする際の順序(降順、昇順)を選択します。
    Size
    表示する最大のデータ数を設定します。上限は20です。
    Custom Label
    データのラベルとして表示したい文字列を設定します。ラベルの上限は32文字です。
  3. 必要に応じて[Options]からオプションを設定します。
  4. プレビューボタンプレビューボタンをクリックして、プレビューを確認します。
  5. ウィジェットを保存します。
    1. Toolbarの[Save]をクリックします。
    2. 以下を設定します。

      項目

      説明

      Save Visualization

      保存するウィジェットの名前を設定します。

      ウィジェット名の上限は50文字です。

      Save as a new visualization 新しいウィジェットとして保存するかを選択します。

      チェックをONにした場合、元のウィジェットは保持したまま、新しいウィジェットとして保存します。

      ウィジェット数は最大300までとしてください。

      OFFにした場合、元のウィジェットを上書き保存します。

    3. 上記設定項目の下部にある[Save]ボタンをクリックします。
    4. 確認ダイアログが表示された場合は、[Save visualization]をクリックします。
      ウィジェットが保存されます。

ウィジェットの設定

Metrics
Slice Size
  • [Aggregation] : Count
Buckets
Split Slices
  • [Aggregation] : Terms
  • [Field] : State

作成されるグラフ

表示対象データの「State」という名前のフィールドについて円グラフが作成されます。

Pie chart

ITサービス管理のチケットデータのキーワードを含むチケットの割合を可視化する場合の設定例

以下は、「キーワード1」と「キーワード2」という文字列の両方を本文に含むチケットの割合を可視化する場合の設定例です。

Buckets
Split Slices
  • [Aggregation] : Filters
  • [Filter 1] : Article.Body: "キーワード1" AND Article.Body: "キーワード2"

    (キーワード1とキーワード2の両方が本文に含まれるチケットが合致します。)

  • [Filter 2] : NOT (Article.Body: "キーワード1" AND Article.Body: "キーワード2")

    ([Filter 1]で合致しなかったチケットが合致します。)

[Filter N]への入力の上限は512文字です。