埋め込みSQLプログラムに外部ファイルをインクルードするには、以下を使用します。
EXEC SQL INCLUDE filename END-EXEC. EXEC SQL INCLUDE <filename> END-EXEC. EXEC SQL INCLUDE "filename" END-EXEC.
埋め込みSQLプリプロセッサは、filename.pcoという名前のファイルを探し、その前処理を行い、最終的にC出力の中に含めます。 このようにして、ヘッダファイル内の埋め込みSQL文が正しく扱われます。
ecobpgプリプロセッサはデフォルトではカレントディレクトリからファイルを検索します。これは、ecobpgコマンドのコマンドラインオプションで変更可能です
カレントディレクトリの中で、プリプロセッサはまず指定されたファイル名を探します。
ファイルが見つからず、かつそのファイル名が接尾語に.pcoをもっていない場合、ファイル名に.pcoを付けて再検索します。
EXEC SQL INCLUDEとCOPY文の違いは、読み込まれたファイルにプレコンパイラによる埋め込みSQLの評価がなされるかどうかです。埋め込みSQLを含むファイルを読み込む場合は、EXEC SQL INCLUDEを使用してください。
注意
通常のSQLの大文字小文字の区別規則に従うEXEC SQL INCLUDEコマンドの一部であったとしても、インクルードファイルの名前は大文字小文字が区別されます。