関数および演算子を使用したアプリケーション開発時に発生したトラブルの事例、およびその対処方法について説明します。
関数の一般規則が守られていないSQL文を実行した場合、以下のエラーが発生することがあります。
ERROR: 関数 ***** は存在しません
補足:***** にはエラーの発生した関数名とその引数のデータ型が表示されます。
エラーの発生した原因は以下のいずれかです。
指定した関数が存在しません。
指定した関数の引数の数、または引数のデータ型に誤りがあります。
以下の点について確認を行い、誤りを修正してください。
指定した関数名、引数の数、または引数のデータ型に誤りがないか確認し、誤りがあれば修正してください。
メッセージに表示された関数の引数のデータ型を確認し、意図していないデータ型が表示されている場合は、CASTなどを使用してデータ型の変換を行ってください。
演算子に比較できないデータ型を指定したSQL文を実行した場合、以下のエラーが発生することがあります。
ERROR: 演算子が存在しません: *****
補足:***** にはエラーの発生した演算子、および指定した値のデータ型が表示されます。
演算子の左右に指定した式のデータ型が比較可能であるか確認してください。必要であればCASTなどで明示的にデータ型の変換を行い、左右のデータ型が比較可能となるように修正してください。