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Enterprise Postgres 10 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

5.2.3 通信データを暗号化する場合の設定

通信データの暗号化機能を利用してリモートアクセスを行う場合は、以下のいずれかの方法で設定してください。

  

環境変数により外部から設定する場合

環境変数PGSSLMODEに「require」、「verify-ca」、「verify-full」のいずれかを指定してください。

さらに、データベースサーバの成りすましを防御するためには、環境変数PGSSLROOTCERTおよびPGSSLCRLの各パラメータの設定が必要です。

参照

環境変数の詳細については、“PostgreSQL文書”の“クライアントインタフェース”の“環境変数”を参照してください。

接続URIに指定する場合

接続URIの“sslmode”パラメータに「require」、「verify-ca」、「verify-full」のいずれかを指定してください。

さらに、データベースサーバの成りすましから防御するためには、“sslcert”、“sslkey”、“sslrootcert”、“sslcrl”の各パラメータの設定も必要です。

  

参照

通信データの暗号化についての詳細は、“PostgreSQL文書”の“サーバの管理”の“SSLによる安全なTCP/IP接続”を参照してください。