本書の目的
本書は、“FUJITSU Software Enterprise Postgres”(以降、“FUJITSU Enterprise Postgres”と略します)を使ってシステムを構築/運用する際のセキュリティについて説明しています。
本書の読者
本書は、以下のような読者を対象に書かれています。
FUJITSU Enterprise Postgresの導入を検討している方
FUJITSU Enterprise Postgresでデータベースセキュリティ運用環境の設計、構築、運用を行う方
FUJITSU Enterprise Postgresで構築されたデータベースシステムへアクセスする方
本書を読むためには、以下の知識が必要です。
業務に関する知識
FUJITSU Enterprise Postgresに関する知識
Oracle Solarisに関する一般的な知識
Linuxに関する一般的な知識
本書の構成
本書の構成と内容は以下のとおりです。
セキュリティシステムの概要やFUJITSU Enterprise Postgresが提供するセキュリティ機能について説明します。
セキュリティ運用の概要について説明します。
責任者が実施するセキュリティ対策の作業について説明します。
管理者が実施するセキュリティ対策の作業について説明します。
利用者が実施するセキュリティ対策の作業について説明します。
FUJITSU Enterprise Postgresが提供する監査ログ機能について説明します。
本書の出典
本ドキュメントは、以下のドキュメントの一部を引用しています。
“データベースセキュリティガイドライン(2.0版)”
(データベース・セキュリティ・コンソーシアム(DBSC))
輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
出版年月および版数
2018年 8月 初版
著作権
Copyright 2018 FUJITSU LIMITED