複数サーバ監視クライアントを利用して、異なるバージョンのサーバを監視するときに、監視可能な範囲を説明します。
Systemwalker Operation Managerの異なるバージョン間の接続サポート範囲を下表に示します。
表のバージョン名と、OSごとのSystemwalker Operation Managerのバージョン対応は、章とびらの対応表を参照してください。
監視対象サーバのバージョン:V11.0L10~V16.0.0
| 監視対象サーバ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
V11.0L10/ | V13.3.0 | V13.4.0 | V13.6.0 | |||
監 | システム管理者でログイン | V11.0L10/ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
V13.3.0 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||
V13.6.0 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||
一般ユーザでログイン | V13.3.0 | × | ◎ | ◎ | ◎ | |
V13.6.0 | × | ◎ | ◎ | ◎ | ||
Systemwalker共通ユーザーIDでログイン | V13.4.0 | × | × | ◎ | ◎ | |
V13.6.0 | × | × | ◎ | ◎ |
◎:接続可(サブシステムの監視も可能です。)
○:接続可
(ただし、監視サーバでサブシステム1~9を監視できない、または監視対象サーバでサブシステム1~9の情報を出力できません。)
△:接続可
(ただし、[ジョブネット一括管理]ウィンドウによる一括管理機能は利用できません。)
×:接続不可
一般ユーザで監視サーバにログインしてV13.2.0以前の監視対象サーバに接続した場合、V13.2.0以前の監視対象サーバでは一般ユーザによる認証機能がないため、情報を取得できません。該当する監視対象サーバはホストサマリウィンドウで“アクセス拒否”として扱われます。また、[ジョブネット一括管理]ウィンドウでジョブネット情報を取得できません。
一般ユーザで監視サーバにログインして、Systemwalker共通ユーザー管理機能を利用している監視対象サーバに接続した場合、監視対象サーバでは一般ユーザを認証できないため、情報を取得できません。該当する監視対象サーバはホストサマリウィンドウで“アクセス拒否”として扱われます。また、[ジョブネット一括管理]ウィンドウでジョブネット情報を取得できません。
Systemwalker共通ユーザーIDで監視サーバにログインして、Systemwalker共通ユーザー管理機能を利用していない監視対象サーバに接続した場合、監視対象サーバではSystemwalker共通ユーザーIDを認証できないため、情報を取得できません。該当する監視対象サーバはホストサマリウィンドウで“アクセス拒否”として扱われます。また、[ジョブネット一括管理]ウィンドウでジョブネット情報を取得できません。
監視対象がIPv6通信環境のサーバのみの場合、または、IPv4通信環境とIPv6通信環境のサーバが混在している場合、IPv4通信環境を含むすべての監視対象サーバを監視できません。
複数サーバ監視クライアントからログインすると、ホストサマリの情報が見つからない旨のメッセージが表示されて、複数サーバ監視クライアントが終了します。
複数サーバ監視クライアントと監視サーバ間の接続について
V12.0L10/V12.0以降のクライアントからV11.0L10/V11.0以前の監視サーバに接続する場合
複数の監視ホストの定義を登録/選択することはできません。
V13.4.1以前のクライアントからV13.6.0以降のサーバを監視する場合
監視対象がIPv6通信環境のサーバのみの場合、または、IPv4通信環境とIPv6通信環境のサーバが混在している場合、IPv4通信環境を含むすべての監視対象サーバを監視できません。
複数サーバ監視クライアントからログインすると、ホストサマリの情報が見つからない旨のメッセージが表示されて、複数サーバ監視クライアントが終了します。