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Systemwalker Operation Manager  解説書
FUJITSU Software

2.9.2 基本的な運用について

Systemwalkerスクリプトの基本的な運用の流れを下図に示します。

          スクリプトを作成する
                  ↓
        動作確認とデバッグをする
                  ↓
Systemwalker Operation Managerでジョブ運用する

スクリプトを作成する

スクリプトを作成します。

Systemwalkerスクリプトの文法に従ってメモ帳やviなどのテキストエディタでスクリプトを作成し、“swt”という拡張子を付けて保存します。このとき、作成するスクリプト内の要所にデバッグ用のトレース拡張コマンドの呼び出しを入れてください。トレース拡張コマンドの呼び出しは、すべてのルートに入れることを推奨します。

スクリプトの作成にあたっては、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。

動作確認とデバッグをする

作成したスクリプトをswotclshコマンド(スクリプト実行コマンド)で単体実行させます。作成時に作り込んだトレース拡張コマンドによりトレースファイルに情報が出力されるため、期待どおりに動作したかどうかの確認と修正をします。

Systemwalker Operation Managerでジョブ運用する

SystemwalkerスクリプトをSystemwalker Operation Managerのジョブとして運用します。

Systemwalkerスクリプトは、バッチファイルやJCLなどと同様に、スケジュールジョブ、およびデマンドジョブとして利用できます。

スケジュールジョブとして利用する場合

Systemwalkerスクリプトをジョブネット内のジョブとして登録し、運用します。この際、ジョブネットの属性をジョブ実行制御属性とする必要があります。他の属性のジョブネット内でSystemwalkerスクリプトを利用することはできません。

ジョブとして登録した後の運用・操作は、Systemwalker Operation Managerの他のジョブ実行制御属性のジョブと同じです。ジョブネットの定義方法、監視方法などSystemwalker Operation Managerの操作の詳細は、“Systemwalker Operation Manager 運用ガイド”および“Systemwalker Operation Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

デマンドジョブとして利用する場合

Systemwalkerスクリプトをデマンドジョブとして投入できます。バッチファイルやJCLと同様に、ジョブフォルダに登録して利用することもできます。

デマンドジョブの投入方法などは、バッチファイルやJCLなどと同じです。詳細は、“Systemwalker Operation Manager 運用ガイド”および“Systemwalker Operation Manager オンラインヘルプ”を参照してください。