FUJITSU Enterprise Postgresをインストールする前に、以下のシステム環境を確認してください。
以下の操作で、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を起動して、インストールされている製品を確認してください。
# /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c
インストールされている製品は、“インストール済みソフトウェア”の一覧に表示されます。
確認後は“q”を入力してリターンキーを押し、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を終了してください。
Windowsの[すべてのプログラム]または[すべてのアプリ]の[Fujitsu]から、[アンインストールと管理(ミドルウェア)]をクリックします。
すでに、FUJITSU Enterprise Postgresがインストールされている場合は、インストール方法として以下を実施してください。
再インストール
マルチバージョンインストール
インストール済のNpgsql/ODBCの削除
Windowsクライアントの場合に実施が必要です。
システムにNpgsqlまたはODBCがインストール済の場合は、NpgsqlまたはODBCを削除してから、FUJITSU Enterprise Postgres Community Editionをインストールしてください。
インストール方法として、再インストールを行う場合は、以下の手順で適用済の修正を削除してください。
注意
修正を削除せずに製品のインストールを行うと、以下の問題が発生します。
再インストールの場合
同じ修正番号の同じ版数の修正を適用すると、すでに適用済のエラーになります。
修正を削除後に再インストールを行ってください。
以下のコマンドを実行して適用されている修正を表示します。
# /opt/FJSVfupde/bin/uam showup
C:\>uam showup
以下のコマンドを実行して、修正を削除します。同じ修正番号の修正が複数適用されている場合は、版数の大きい順に削除します。
# /opt/FJSVfupde/bin/uam remove -i 修正番号
C:\>uam remove -i 修正番号
インストールモード/実行モードの切替え
以下のいずれかの場合は、インストールを行う前に以下のコマンドを実行し、インストールモードへの切替えを行う必要があります。またインストールが終了したあとは、以下のコマンドを実行し、実行モードに切替えてください。
Windows Server(R) 2008でターミナルサーバをアプリケーションサーバモードでインストールしている
Windows Server(R) 2008 R2、Windows Server(R) 2012、Windows Server(R) 2012 R2またはWindows Server(R) 2016でリモートデスクトップサービスをアプリケーションサーバモードでインストールしている
【インストール前】
CHANGE USER /INSTALL
【インストール後】
CHANGE USER /EXECUTE