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Systemwalker Operation Manager Systemwalker for ERPパッケージジョブ連携ガイド SAP ERP編
FUJITSU Software

5.2.1 r3chgmode モード切り替えコマンド

記述形式

r3chgmode {-m {cls|nw} | -i}

機能説明

旧互換モード(V13.8.0以前)と新モード(V16.0.0)を切り替えます。

インストール直後は新モードになっており、本コマンドを通常は使用する必要はありません。

V16.0.0では、SAPシステムとの通信に利用するRFCライブラリが、「Classic RFC」から「NetWeaver RFC」に変更になっていますが、従来の「Classic RFC」インタフェースを使用したい場合に切り替えることができます。

旧互換モードの「Classic RFC」インタフェースは、SAP社が提供する連携モジュールに関するトラブルが発生した場合に、SAP社のサポートを受けられない可能性がありますので、旧互換モードの「Classic RFC」インタフェースを利用するリスクを考慮した上で切り替えを行ってください。

オプション

-m {cls|nw}

モードを切り替えます。

cls

旧互換モード(Classic RFC)に切り替えます

nw

新モード(NetWeaver RFC)に切り替えます。

-i

現在のモードを出力します。出力結果と意味は下記のとおりです。

   <出力結果>       <意味>
   mode=cls       旧互換モード
   mode=nw        新モード
   mode=error     不整合な状態

復帰値

復帰値

0

正常終了

0以外

異常終了

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\bin

Solaris
Linux

/usr/bin

実行に必要な権限

システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)権限が必要です。

注意事項

使用/実行結果

旧互換モードに切り替える場合

【UNIX版】

/usr/bin/r3chgmode -m cls

現在のモードを出力する場合

[記述例(UNIX版)]

/usr/bin/r3chgmode -i

[出力結果]

mode=cls