記述形式
【Windows版】
swsilent.exe [-o Directory] |
【Solaris版】
swsilent.sh [-i File] [-o Directory] |
【Linux版】
swsilent.sh [-o Directory] |
機能説明
SAP ERP ジョブ連携のサイレントインストールを行います。
Linuxの場合、自動でインストール環境のOSのバージョンを判断し、それにあわせてインストールします。
オプション
-i File
インストール情報ファイルをフルパスで指定します。途中に空白を含む場合は、""で囲って指定してください。省略した場合およびディレクトリが存在しないなど、指定されたディレクトリにアクセスできない場合、デフォルトでインストールします。
デフォルト値については、6.2 インストール情報ファイル【Solaris版】を参照してください。
-o Directory
インストール結果出力先のディレクトリを指定します。
省略した場合およびディレクトリが存在しないなど指定されたディレクトリに出力できない場合、以下にインストール結果を出力します。
Windows | Windowsディレクトリ |
Solaris | /var/tmp |
Linux | /tmp |
復帰値
復帰値 | 意 味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
コマンド格納場所
Windows | <ドライブ>\sw_saperp_job\tool |
Solaris | <ドライブ>/sw_saperp_job/Solaris/tool |
Linux | <ドライブ>/sw_saperp_job/Linux/tool |
実行に必要な権限
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)権限が必要です。
実行結果/出力形式
本コマンドはサイレントのため、コマンドのオプションエラーの場合は、以下のログに出力されます。
【Windows版】
Windowsディレクトリ\swsapsilent.log |
【Solaris版】
/var/tmp/swsapsilent.log |
【Linux版】
/tmp/swsapsilent.log |
インストールの結果は、本コマンドのパラメタに指定したインストール結果出力先に、下記ファイル名で出力されます。必要に応じて参照してください。
正常終了の場合:swsapinst.success
異常終了の場合:swsapinst.err
注意事項
本コマンドはサーバで実行してください。
コマンド実行前に、Systemwalker Operation Managerを停止してください。
使用例
【Windows版】
f:\sw_saperp_job\tool\swsilent.exe -o c:\work |
【Solaris版】
/dev/cd0/sw_saperp_job/Solaris/tool/swsilent.sh -i /def/ins.ini -o /work |
【Linux版】
/dev/cd0/sw_saperp_job/Linux/tool/swsilent.sh -o /work |